内田有紀
内田有紀

 ドラマ終盤戦、本格的に“即席ラーメン”作りがテーマとなったことで、ますますの好調ぶりを見せるNHK連続テレビ小説まんぷく』。主人公の福子(安藤サクラ=33)や即席ラーメンの創始者・立花真平(長谷川博己=41)のほかにも魅力的なキャラクターが多数登場し、それぞれファンが多いのがこのドラマの特徴だ。

 なかでも、ストーリー上では開始早々、放送第2週目にこの世を去ってしまったキャラクターであるにもかかわらず、“夢枕に立つ”シーンでたびたび登場する内田有紀(43)演じるヒロインの姉“咲姉ちゃん”が人気だ。

「咲姉ちゃんは若くして死んだので、老けメイクも不要、内田有紀のかわいさがとにかく引き立っているんです。ストーリー上も、夢の中で主人公に重要なヒントを与えるので、単なる“顔見せ出演”以上のインパクトがある。咲姉ちゃんは今回の朝ドラではトップクラスの人気キャラですね」(テレビ誌記者)

 最近の登場は2月19日放送の第117回。福子の母・鈴(松坂慶子=66)の夢にあらわれた咲は、ウェーブのかかったモダンなパーマヘアで登場し、まんぷくラーメンを「あ~、おいしいわ~」と笑顔でズルズル。モリモリ食べながらも、「屋台のラーメンとは全然違うでしょ。麺は縮れてるし、ネギもシナチクもチャーシューも入ってない」と首を傾げつつ、「ラーメンのようでラーメンやない。せやけどやっぱりラーメン。そういうあいまいさが、いけないんやないの?」とまんぷくラーメンの不調の核心をついた。

 また2月22日の第120回では、福子の夢の中に登場。鈴の前でまんぷくラーメンを「おいしいおいしい」と食べながら、「私は生卵を落として食べるの」「私は1日3食、まんぷくラーメンよ。まんぷくラーメン、だ~い好き」とニッコリした。

「立て続けに登場した咲姉ちゃんに視聴者も大喜びで、ツイッターでは“咲姉ちゃん”がトレンド入りしました。鈴の夢の中に現れる咲は娘の顔で母親の意見にあわせ、福子の夢に現れる咲は福子寄り。結局、夢枕とは、夢を見る人の潜在意識だということがよく分かる演出です。内田有紀がちょっと現実離れしているレベルの美女であることが、よりいっそう夢枕シーンを強調させているのかもしれません」(前出のテレビ誌記者)

 一方、内田有紀があまりに美しすぎるせいでワリを食っているのが、ドラマ後半で登場人物たちの溜まり場となっている『喫茶白薔薇』の店主夫人・しのぶ役を演じる牧瀬里穂(47)なのかもしれない。

「90年代、宮沢りえ(45)、観月ありさ(42)とともに『3M』と呼ばれた美人女優・牧瀬里穂が、今回の『まんぷく』で初の朝ドラ出演。1月7日の放送からなので、もう長く出演していますが、いまひとつ話題になっていません。牧瀬も美しいですが、“大阪のおばちゃん”役が似合っていないのか、もう一歩話題になっていない。それもこれも内田有紀の美貌ばかりがネットニュースなどでも取り上げられてしまうからでしょう。今回ばかりは相手が悪かったと諦めるしかないかもしれません」(前同)

『まんぷく』は2月18日から23日の第21週で、週間平均視聴率21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。7週連続で20%の大台に乗せ好調をキープしている。咲姉ちゃんは、2月27日の第124回では、まだ生きているはずの料理人・野呂幸吉と夢枕にたち、視聴者の驚きを誘った。今後も咲姉ちゃんのさらなる活躍を皆、期待している!

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