羽生結弦選手
羽生結弦選手

 今年、4月1日には“新元号”が発表され、「平成」は4月30日で終わる。

 平成の最後を迎えるにあたり、ここでは10~50代の男女200人に「平成を代表するスター」について聞いてみた。

 第4位は、歌手の安室奈美恵

 1990年代にミリオンセラーを連発した安室。当時、茶髪のロングヘアーやミニスカート、厚底ブーツなど、彼女のファッションをまねたアムラーと呼ばれる女性たちが続出し、社会現象となった。常に第一線を走り続けた安室だが、2018年9月に引退、ファンたちを中心に“安室ロス”が広がった。

 安室奈美恵を選んだ人からは、「平成にブレイクしてずっとトップを走り続け、平成で引退、まさに平成を代表するスターだと思います」(37歳/女性/主婦)、「平成の時代に数多くのヒット曲を生み出し、惜しまれつつ引退。正に平成の歌姫」(59歳/男性/その他)、「テレビやラジオなど、メディアの露出があまりない中で活躍し続けたところ。みんなに愛されていた」(31歳/女性)、「平成のカリスマ、国民的ヒロインだった。美貌、歌唱力、すべてにおいて伝説」(28歳/男性/学生・フリーター)など、彼女こそ平成を駆け抜けた存在だと絶賛する人が多数だった。

 第2位は、プロ野球選手の大谷翔平とフィギュアスケート選手の羽生結弦がランクイン。

 大谷翔平は、投手と打者を両立している二刀流選手で、現在はメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルス所属。日本時代は史上初となる2桁勝利&2桁本塁打を達成。メジャーリーグに移籍した2018年には、ア・リーグ最優秀新人選手賞に選出された。

 そんな大谷を選んだ人からは、「二刀流で世界を圧倒してるから。新人王、結果も出し、まさしくヒーロー」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)との声が。また、「今までにないことを成し遂げている。平常心ですごいことをやってのける」(37歳/女性/主婦)、「実力、スター性がある。老若男女に愛されていると思うから」(38歳/女性/総務・人事・事務)、「単純にすごい。日本中が彼の活躍にワクワクしているから」(37歳/女性/総務・人事・事務)など、世界を驚かせる実力が評価されていた。

 羽生結弦は、2014年ソチオリンピック、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得、男子シングル種目で66年ぶりの五輪2連覇を達成。2018年、史上最年少となる23歳での国民栄誉賞を受賞した。

 羽生を選んだ理由には、「オリンピックを2連覇したこと。世界一の記録を打ち出したから」(44歳/女性/主婦)、「あれだけ次から次へと記録を自ら塗り替えていくから、すごいとしか言いようがありません」(51歳/女性/主婦)、「ずばぬけている。次元が違うと思う」(46歳/男性/営業・販売)、「努力家で、輝いているから」(19歳/女性/学生・フリーター)、「華麗さとはかなさを持ちながら、強靭な精神力がある。素晴らしい」(33歳/女性)など、世間の想像を超える活躍を称える声が目立った。

  1. 1
  2. 2