■平成最後の大相撲春場所で大関取りと連覇

 10日から始まる大相撲春場所は、「平成最後」の場所となる。玉鷲にとっては大関取りと連覇がかかる重要な場所だ。

「春場所の目標? 今まで応援してくれた人を裏切らないような相撲を取りたいというのが、大きな目標です。大関取りというのも目の前にありますけど、これは自分の口から“狙います”とか言うものじゃないから……。流れに任せてということでしょうね」

 天皇、皇后両陛下が「平成最後」の観戦に、両国国技館にいらしたのが、大相撲初場所8日目のこと。

「そんな特別な天覧相撲の日に、自分が幕内の土俵で相撲を取って、しかも大関・豪栄道関に勝った。こんなに感激したことはありません。この取組で、かなり気合いが入りました。初優勝もそうですが、生涯忘れられない思い出になりました」と、玉鷲。

「これまでの自分の相撲人生は、いいこともあったかもしれないけど、アンラッキーなこともいっぱいあった。だから、今の自分があるんです。優勝は、1回経験すると、もう1回できるかもという欲が出てくる。不思議なもんですね。それほど素晴らしい経験でした。春場所も、皆さんに自分らしい荒々しく攻める相撲を取りたいですね。だって初場所で優勝したのに、“な〜んだ、ガッカリ……”って思われたくないですからね(笑)」

 さらなる飛躍を誓った玉鷲。大阪での活躍に期待だ。

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