3月6日、サンリオは人気キャラクターの「ハローキティ」がハリウッド映画化されることを発表した。
これは、サンリオとワーナーブラザースジャパン合同会社が共同で発表したもので、ハローキティを始めとするサンリオキャラクターが、全世界映画デビューを果たす。
その企画は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られる、アメリカのニュー・ライン・シネマ社と、ディズニー映画なども手がけている映画製作プロダクションのフリン・ピクチャー社が進めていると明かされた。
もちろん世界配給はワーナー・ブラザース映画が手がけ、ハローキティ初のハリウッドデビューが実現。なお、現在のところは実写、アニメ、3DCGのどのかたちで映画化されるのかや、公開時期は未定となっている。
この驚きのニュースに、サンリオの辻信太郎社長は「友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております」とコメント。
また、同映画のプロデューサーを務めるフリン・ピクチャーのボー・フリン社長は「この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております」「ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います」と、意気込みを語った。
そしてハローキティのハリウッド映画化の報は、日本のファンに衝撃を与えた。ツイッターには「キティさん、すごい……」「想像ができない」「キティちゃんがモフモフになったりするの!?」「ポケモンみたいな実写か、それとも3DCGか」「実写化で観たい!」「キティ姐さん、仕事選ばない姿勢不動」といった、さまざまな反響が上がっていた。
日本ではいろんな企業とコラボすることで有名なハローキティだが、まさかハリウッド映画にまで進出するとは思いもよらなかった!?
※画像はサンリオの公式サイトより