中村倫也
中村倫也

 深田恭子(36)主演のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS)で、元ヤン教師の山下(中村倫也/32)が恋の争奪戦から離脱したことに、視聴者の間で賛否の声が出ているようだ。

 これは3月5日放送の第8話でのこと。匡平(横浜流星/22)の父で文科省官僚の菖次郎(鶴見辰吾/54)が、政治家の吉川(平泉成/74)の汚職疑惑に巻き込まれ、匡平は東大受験どころではなくなってしまう。さらに匡平は、東大模試の最中に順子(深田恭子)と山下がデートしていたことに衝撃を受け、受験をやめると宣言してしまった。

 そこで山下は、元嫁の優華(星野真里/37)の父親である吉川に、匡平の父が汚職に関与していない事実を公表して、政治家を引退することを訴える。その代わり、教師を辞めて優華と再婚し、義父の地盤を継いで政治家になるという条件をのむことに。

 疑惑騒動は収束し、匡平は受験勉強を再開。それが山下の犠牲によるものだと知った順子は、海辺で待つ山下の元へ。すると山下は「わりぃ、もう好きになられても困るわ。ヤンキー先生から政治家って苦労人っぽくて票とれるらしい」「“好きになりたい”って言ってくれたの、うれしかった。けど、それであきらめついた」と笑い、「幸せになってほしい、初めて好きになった人だから」と言って、順子に頭ポンした。

 山下が四角関係から離脱する展開に、視聴者はツイッター上で「優しさと愛情と勇気と決断力と男気、カッコよすぎて泣ける」などと、山下の行動に感動する声とともに、「やだぁーーー! 来週から何を楽しみにすればいいの?」「カッコいいんだけどさ、さびしくて苦しい」などと、“山下先生ロス”を訴える声が相次いだ。

 また、この展開は現在も連載中の原作とは違っていて、「すごい心温まる物語……漫画も好きだけど、ドラマもドラマでまた良い」と称賛する声があった一方で、「山下くんの設定が原作と全然違って一気に冷めてしまった。あんな形での山下フェイドアウトはないわ。最後まで3人で順子を翻弄してほしかった」などと、違和感を覚えたファンも少なくなかった。

 第8話の平均視聴率は8.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回の7.8%から0.9ポイント上昇した。はたして、激しく沸き起こっている“山下ロス”が、残り2話にどんな影響を及ぼすのか気になるところだ。

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