笹崎里菜アナウンサー
笹崎里菜アナウンサー

 2014年に、銀座のクラブでホステスとして働いていたことを理由に、日本テレビの内定が一時取り消しとなった騒動でも有名な、日本テレビの笹崎里菜アナウンサー(26)。当時、「職業差別をするのか」という世論の猛反発を食らった日テレは、最終的に笹崎アナを2015年度の新人として入社させたが、その笹崎アナが、今、アナウンサー人生最大の大ピンチに陥っているという。

「実は日テレには、“アナウンサー50人枠”という不文律が存在します。これは、アナウンサーという立場の社員は常時50人だけ、というシステムで、毎年新人アナが入ってくるタイミングで、何人かのアナが配置転換を余儀なくされるというわけですが、今春、笹崎アナが、この50人枠から外れる可能性が高いというんです」(制作会社関係者)

 これまでも「女子アナ定年30歳説」はささやかれてきたが、笹崎アナはまだ26歳。なぜこのような話が出てくるのか。前出の制作会社関係者はこう語る。

「実は、これには今問題になっている“働き方改革”が大きく関わっているといいます。日テレは、この4月から働き方改革による残業規制をより遵守していくようで、それに伴い自局で制作する番組を減らしていく計画だといいます。その削減対象になるのが、午前4時スタートの『Oha4! NEWS LIVE』なんです。この番組は、笹崎アナ含めて、複数人の局員が制作に携わっている。そこで日テレは思い切って、この早朝のニュース番組をやめてしまおうと考えているそうです。早ければ今秋にも終了になる可能性もあるとのことです」

『Oha4』は笹崎アナにとって、現在唯一のレギュラー番組。この番組終了を見越して、笹崎アナに50人枠から外れてもらおうという動きが出てきたという。

 もともと、笹崎アナは入社時の騒動もあってか、すぐには「活躍の場」が与えられなかったが、2015年9月、日曜日朝の情報番組『シューイチ』でレギュラーをゲットし、さらに2017年10月から平日朝の情報番組『PON!』のエンタメコーナーのナレーションを任されたという経緯がある。

 そして、この『PON!』のナレーションの仕事が高評価を集めた。「きれいな声で聞き取りやすい!」とネットなどでも評判で、ここから笹崎アナの本領発揮かと思われたが、『PON!』は2018年9月いっぱいで打ち切りとなってしまった。行き場をなくした笹崎アナにとって、最後の砦となったのが『Oha4』。働き方改革の影響で番組がなくなってしまうとすれば、なんとも気の毒だが、一部ではこんな声も聞こえてくるという。

「どう考えても、笹崎アナは冷遇されています。アナウンス技術も華もある彼女が、早朝の番組しか任せられていないこと自体、おかしな話です。やっぱり日テレ上層部は、司法に訴えて内定取り消しをひっくり返した彼女を、まだ快く思っていないんでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 はたして笹崎アナは、今回のピンチを切り抜けられるのだろうか。

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