■菅田将暉はテレビドラマ界の希望の星!

 しかし今回の『3年A組』の大ヒットにより、テレビ局的に“連ドラに主演してほしい俳優”のトップに踊り出ただろう。“新視聴率男”が誕生した本作は、テレビドラマ業界全体にとっても明るいニュースといえる。「リアルタイムで観たい」、そう思わせるだけの菅田将暉の演技は、低視聴率が叫ばれるテレビドラマの希望の星なのだ。今後は菅田将暉が連ドラで引っ張りだことなることに、期待したい。

 菅田将暉は先日、永野芽郁とともに情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演したのだが、そこで驚くべき事実を発表していた。なんと生徒と対峙するシーンのセリフの多くが、アドリブだったというのだ。これには永野も「グッときます、毎回」とその言葉の力を絶賛していた。

 さらにドラマ中、役作りのために10キロ近くも痩せていたことを告白していた。遅い時間帯の連ドラにも、映画並みの気合と役作りで臨む菅田の役者魂には感服した。今年は夏に大作映画『アルキメデスの大戦』の主演が控えている菅田だが、視聴率男としてぜひこれからも「連ドラ」で輝きを放ってほしい。(ドラマライター・半澤則吉)

あわせて読む:
・川栄李奈、ネット批判に「本当に嫌な気持ちになりました」
・片寄涼太、『3年A組』と「一颯先生」に感謝と惜別のメッセージ
・菅田将暉に千葉雄大、ラジオにイケメンが続々と参入するワケ

  1. 1
  2. 2