新井浩文
新井浩文

「3月15日から、西加奈子原作の主演映画『まく子』が全国で公開となりましたが、もう1本、今年の夏に公開予定だった草なぎ剛(44)の主演映画『台風家族』はどうやら、“お蔵入り”になってしまうようです」(芸能記者)

 映画『台風家族』は、市井昌秀監督(42)のオリジナル脚本作。草なぎ剛が主演を務め、尾野真千子(37)、中村倫也(32)、藤竜也(77)らが脇を固める作品で、昨年7月に撮影が行われた。そして、今年6月からの公開を待つばかりとなっていたが、出演者の俳優・新井浩文(40)が2月1日に逮捕されたことで「公開延期」とアナウンスされていた。

「新井の逮捕報道を受け、配給のキノフィルムズはツイッターを通して公開の延期を発表しました。主演の草なぎは自身のツイッターで、“しばらく時間はかかりますが、もう一度、スタッフキャストが気持ちを揃えて前に進んでいきましょう”と公開に向けての前向きな姿勢を見せていたのですが、どうやら現状での公開は非常に厳しいようです。というのも、被害者女性の新井に対する怒りはすさまじく、示談が成立する可能性が絶望的だというんです」(前出の芸能記者)

 新井は昨年7月、マッサージ店から派遣された30代前半の女性セラピストを自宅で乱暴した容疑で、今年2月1日に警視庁に逮捕された。その後、新井が加藤清正役で出演したNHK大河ドラマ真田丸』がNHKオンデマンドでの配信停止。新井が出演予定だった林遣都(28)とのW主演作、映画『善悪の屑』が公開の中止を発表するなど、出演作品へ甚大な影響が出ていた。

「3月12日には、電気グルーヴのピエール瀧(51)がコカイン使用の容疑で逮捕され、出演中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への影響などが世間でも話題になっていますが、新井の場合、被害者のいる事件なので瀧以上に作品の公開は困難でしょう。さらに、被害者は事件発覚当初から、新井側からの連絡に一切対応してこなかったといいますが、ここにきて、勤務していたエステ店との連絡も遮断してしまったようなんです。連絡すらつかない状態ですので今後、示談が成立する可能性は極めて低く、新井の実刑はほぼ確定的だといわれています。示談が成立すれば、執行猶予の可能性もかなりあったと言われていますが……」(前出の芸能記者)

 草なぎ剛が渾身の力を込めた演技を見せていると評判の『台風家族』は、もう日の目を見ることはないのだろうか!?

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