加藤浩次、子どものスマホルール「抜き打ちチェック」を批判の画像
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 3月15日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、MCの加藤浩次(49)が子どもにスマホを持たせるときのルールについて持論を述べ、ネット上で話題になっていた。

 この日、番組では飲食店の従業員がSNSに投稿した不適切動画による騒動を紹介し、ここ数年、増えている小中学生のスマホ利用についての話題を取りあげた。まずは街で小中学生の子どもを持つ親たちに、子どもたちをスマホトラブルから守るためにどのような使用ルールを決めているか、インタビューしたVTRが流された。

 親たちが答えたルールは、「アプリごとに使える時間を制限」「LINEの会話を抜き打ちチェック」「投稿サイトを見るのはオーケー。投稿するのは禁止」など。それらを水卜麻美アナウンサー(31)が紹介した後、出演者たちの間で議論が交わされた。

 加藤浩次はこれらに「LINEのやりとりを親が見たいっていう気持ちも分かるのよ」とまずは同意したが、すぐに自分が友達と手紙のやりとりをしていたら親に見られるのは「嫌だと思う」と、抜き打ちチェックルールについて反論。続けて、友達とのやりとりを見ないで子どもを信用するためには、ネット上には悪意を持つ人間がいること、他人を誹謗中傷することは世界中の人が見ており、自分にすべて降りかかってくることを子どもに教えることが重要と主張した。

 その後、さまざまな意見が交わされた後、加藤浩次は「一個、僕言いたいんですけど」と、子どもとスマホについて語り始めた。加藤浩次は、ふだんスマホをよく見る子どもが、スマホを見なくなったときのほうが「危険だと思う」と言い、その理由について、「友達から嫌なものが発信してきたりとか、自分が見たくなくなってるって、それって一番危険信号だと思う」と説明すると、使用時間を制限することで危険信号を見逃してしまう可能性もあると警告した。

 また、加藤浩次は、何歳になればスマホ使用のルールを解除するのかと疑問を呈し、基本的に子どもを縛るルールは少ないほうがいいとあらためて主張。コメンテイターの菊地幸夫氏も、親がすべて監視することで、子どもが他人のプライバシーを考慮しない人間に育ちかねないと同意。ハリセンボン近藤春菜も、ルールの前に親子のコミュニケーションが重要だとし、スマホは「使い方次第」であるとコメントしていた。

 加藤浩次の意見には、視聴者からもさまざまな意見をもったようで、ネット上には「加藤さんの意見に同感。子どもにも人格がある」や、「加藤さんは甘いよな。LINEがイジメの温床になってるのだから親のチェックは必要でしょ」など、賛否さまざまな声が出ていた。

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