■脱退組と残留組で、関ジャニに溝
脱退話や退所説まで浮上する錦戸、大倉、安田の3人が揺れる中、残りの3人、村上信五(37)、横山裕(37)、丸山隆平(35)は違った立場だという。
「錦戸、大倉、安田の3人はいわば“反ジュリー派”。村上、横山、丸山はジュリーさんを全面的に支持しているというわけではありませんが、表立って反発もしていないといいます。以前、関ジャニのメンバーの恋愛面に関して、ジュリーさんが厳しく注意した場面があったそうですが、村上は代表して“はい、分かりました。気をつけます”と素直に受け入れるような大人な対応をしたことがあったそう。彼はその辺を割り切っている大人なんですよ。村上は『NHK紅白歌合戦』の司会を狙っていることを公言しており、MCとして芸能界でのし上がっていきたいと野心に燃えています。だから、逆らっても意味のないものには逆らわない。
横山は、中学時代からバイトをして家計を支え、その後ジャニーズに入所し、貧乏生活を脱した過去があるため、事務所に恩義を感じていますし、関西ジャニーズJr.の指導役にも抜擢され、恩返しをしないととばかりにプロデュース業にもやる気をみせています。丸山は最近、ドラマやバラエティ番組での活躍で人気が上がってきている。本人もずっと芸能界で活躍したいという思いがあり、事務所のトップとケンカをしたり、ましてやジャニーズを離れるメリットがない。そんなこともあり、関ジャニでは“反ジュリー3人”と“そうじゃない3人”の溝ができてしまっているようなんです」(前同)
芸能プロ関係者はこう続ける。
「脱退報道があった大倉は主演映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開が2020年に控える。だから、現実的には大倉がすぐにジャニーズを退所するということは絶対にないでしょう。ただ、いまだにくすぶりつづける錦戸の脱退、退所問題の動向次第では、3:3の間に入った亀裂が修復不可能なものになり、最悪、関ジャニ∞解散というところまで至ってしまうのかもしれません」
ツアーが終わる9月までには結論が出そうだという錦戸の脱退問題。すべてはその結論次第なのかもしれない。