英ロックバンド『QUEEN』のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』は昨年11月の公開以来、日本でもいまだロングヒットを続けている。
同作は、世界中で8億7000万ドル(約970億円)を売り上げ、今年2月に開催された米アカデミー賞ではフレディ役を演じたラミ・マレックが主演男優賞を獲得。1月のゴールデングローブ賞ではラミ・マレックの主演男優賞に加え、作品賞(ドラマ部門)にも輝いた。
日本でも公開すぐに社会現象に。記録的な動員数、興行収入だけにとどまらず、テレビや新聞、雑誌など数多くのメディアでも取り上げられて、大手カラオケチェーンの調査では映画の公開以来、QUEENの楽曲が洋楽ランキングの上位を占める現象を起こした。
そうした中、こんな話も……。
「1995年から2005年に、NHKのEテレで『ハッチポッチステーション』という子ども向け番組があったのですが、そこでグッチ裕三(67)が『犬のおまわりさん』など童謡を、『ボヘミアン・ラプソディ』の替え歌にして歌っていたんです。今回の映画のヒットの影響か、当時のファンがそのときの映像をYouTubeにアップして話題になっていたのですが、つい先日、グッチ本人がフルリメイクした公式動画をアップし直したところ、ツイッターなどで大反響。すぐに動画再生回数が一気に30万回を超え、ものすごい人気になっているんです」(音楽誌ライター)
実際、ネットでは「我らがスーパースターyoutubeに帰ってきたぞ! 好きだグッチ裕三!!」 、「ハッチポッチステーション世代には懐かしい」、「再録されてる! ハッチポッチのグッチさんの名曲パロディは神!」といった動画に関する熱い声が飛び交っている。
ここに来て続編の制作が計画されているといった話も一部のメディアで報じられている『ボヘミアン・ラプソディ』だが、その勢いは今後もまだまだ止まらなさそうだ。