山崎夕貴アナウンサー
山崎夕貴アナウンサー

 新たな元号の幕開けとともにブレイク するだろう次世代女子アナたちを大予想! 世代交代が進む中、各局の看板アナ候補を一斉点検!!

【フジテレビ編】

▪️若手ブレイクで王権復古を狙う

 女子アナブームの歴史は、フジテレビと共にあったと言っても過言ではない。1988年入社の八木亜希子アナや河野景子アナから始まり、内田恭子アナ、高島彩アナ、加藤綾子アナといった老若男女から愛された女子アナを輩出し続けてきた。しかし、ここに名前を挙げた女子アナたちはすべて退社し、現在のフジテレビを見ると、かつての彼女たちのような輝きを放つ女子アナが見当たらないのである。

「フジテレビの女子アナ人気の低迷は、視聴率の低迷が大きく関係しています。テレビが見られなくなれば、当然ですが、女子アナも見られなくなる。制作サイドも知名度のない女子アナを使うなら、そこそこのタレントを使ったほうがいい。女子アナたちのモチベーションも下がって、売れようという意欲がなくなる……完全に悪循環ですよね」(フジテレビ関係者)

 しかし、そうした中でも、キラリと光る存在の女子アナたちがいる。

 筆頭株は『めざましテレビ』のキャスターを務める永島優美アナだ。「2018年の『めざましテレビ』の年間平均視聴率は9・1%。同時間帯に放送されている民放キー局の番組の中で、4年ぶりにトップに立ったんです。もちろん番組構成やニュースの伝え方がよかったということもありますが、メインを張る永島アナが立役者のひとりなのは間違いない。明るくてポジティブな性格の彼女は朝にピッタリで、番組の好感度を押し上げました」(番組関係者)

『めざましテレビ』の出演者の中で、永島アナに次ぐ人気を博しているのが、入社3年目の堤礼実アナだ。

「フジテレビらしい正統派美人で、バラエティ番組に出演したときに『私の前世はハプスブルグ家だったと思う』と話すなど、ぶっ飛んだところもある。年前だったら圧倒的な人気を誇っていたでしょう。昨年の夏イベントでダンスを披露したときは、ひとりだけかなりSEXYに攻めていました(笑)。もっと彼女の個性が出るような番組を担当すれば、今年の大本命になるはず」(テレビ誌記者)

 入社2年目の久慈暁子アナは、大きな期待を寄せられた新人時代と比べ、やや伸び悩んでいるようだ。

「学生時代は元タレントで、ファッション誌『non・no』の専属モデルを務めていた逸材。男性誌で水着を披露したこともあるなど、話題性は十分だったのですが……。新人時代に深夜番組『クジパン』を担当して注目されて以降は、あまりパッとしていない。何かブレイクするキッカケが欲しいところですよね。例えば、同郷で同世代のメジャーリーガー・大谷翔平との熱愛とか」(スポーツ紙記者)

 昨年4月入社の新人アナたちも、ブレイクの兆しはある。井上清華アナは「ミス青学コンテスト2015」のファイナリストで、学生時代には『NEWSZERO』(日本テレビ系)のお天気お姉さんを1年間務めた経験を持っている。

「経験値が高く、まさに即戦力。ただ、マジメな性格をしているため、面白味がないのが欠点。殻を破れるかがポイント」(前出・関係者)

 もうひとりの新人、杉原千尋アナは、山崎夕貴アナのような型破りなキャラだ。

「カトパンと同じく国立音楽大学卒業で、ずっと音楽をやってきたからか一般常識がない。クイズ番組に出演したときも、観客を英語で答えよという問題で『モニタリング』と答えたり、正義を『ヒーロー』と言ったりしていました。リアクションも面白かったので、大化けするかもしれない」(前出・関係者)

あわせて読む:
・小川彩佳アナ『NEWS23』禁断移籍、スタッフ「なんでもやる!」ワケ
・水卜麻美アナ『スッキリ』“いよいよ終了”で「退社話」再燃!
・加藤綾子アナは正念場、あの“フリー女子アナ”は生き残れるか?