3月25日、オリエンタルランドは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの人気アトラクションを並ばずに優先入場できる「ファストパス(FP)」を、券売機を介さずにスマートフォン用のアプリで入手可能となる新システムを、今夏導入することを発表した。
ファストパスとは、待ち時間の長い人気アトラクションで利用できるサービスで、発券した指定時刻にアトラクションに行けば、待ち時間なしで乗れるという仕組み。
だが、現在はアトラクション前にある券売機で紙を取得することが必要で、ファストパスをもらうための券売機に長蛇の列ができるという、本末転倒な現象も起こっていた。
しかし、このスマートフォン用の新システムなら、園内にいるかぎり「ファストパス」は即発券が可能。ただし、一度ファストパスを取得すると、次のアトラクションのファストパスを発券できるようになるまで、一定の時間がかかる。
このファストパスの新システムは、今夏の導入が予定されており、一部新聞記事では7月23日に登場する東京ディズニーシーの新アトラクション「ソアリン」のオープンに合わせたスタートを目指していると報じられた。
ファストパスのスマホ活用が便利になり、今年の夏休みの混雑はどのくらい軽減されるのか注目を集めそうだ。