■簡単健康味噌汁で医者いらず

「塩分を気にして味噌汁を飲まないという人もいるんですが、味噌汁については塩分過多の心配はいらないと思います」(五明教授)

 スーパーなどで売られる味噌には「生味噌」のほかに、ダシ入り、加熱殺菌、酒精入り、インスタントなどがある。最も健康効果が高いのは、どれなのか?

 料理研究家のオガワチエコさんは、「ダシや酒精入りの味噌は麹が殺菌されているので、無添加の生味噌(田舎味噌)を買うようにしている」と言う。五明教授が解説する。

「加熱したり、ダシ入りの味噌は確かに発酵が抑えられるように作ってあります。出荷後に発酵して炭酸ガスなどでパッケージが破れるのを防ぐためです。しかし、すでに十分に発酵させて出荷するので、栄養面で大きく落ちるわけではありません。気にすることはないと思います」

 最後に「中高年男性でも簡単に作れて、健康的な味噌汁」を、オガワさんに紹介してもらった。

「ダシを取るのが面倒な人は、お好み焼きなどに入れかつおる粉状の鰹節を、ささっと入れるだけで、鰹風味のおいしい味噌汁ができます」

 健康的な味噌汁にするコツは、煮詰めすぎないこと。「煮詰めると味噌本来の味や香り、味噌が作った栄養成分が飛んでしまうんです」(前同)

 中高年男性向けの具材は豚肉、玉ねぎ、ニンジンを入れた“なんちゃって豚汁”だ。ボリュームもあり、ご飯にも合う。また、オクラ、納豆などのネバネバ具材は疲労回復や精力アップに役立つ。

「このネバネバ具材は最後に入れ、さっと湯通しすれば、効果成分のムチン質が崩れません」(同)

 上記のオススメ具材の表を見て「味噌汁にトマト⁉」と驚かれた方がいるかもしれないが、前出のオガワさんによると「味噌汁はどんな具材でも合わせてくれる」という。ただし、注意しておきたいのは食べ合わせ。「ほうれん草と豆腐」は腎結石を作りやすいなど、NGな食べ合わせが存在する。味噌汁の優れたところは、旬の野菜をしっかりと量も食べられること。

 先人が遺してくれた“食と健康の財産”を、ぜひ活用あれ!

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