岡田奈々「嵐の二宮和也さんや神木隆之介さんはステキになって…」の画像
岡田奈々

 70年代はアイドル。80年代からは女優として、テレビや映画で活躍してきた岡田奈々さん(60)。そのデビュー45周年を記念して、33年ぶりに、新曲を発表することとなった。そんな彼女に、新曲のことから過去の恋愛話まで本音を直撃!

――岡田さんは、今年でデビューして45年。本当に昔から変わらず、お美しいですよね。どうしたら、こんなふうにステキなままでいられるんでしょうか?

岡田 ありがとうございます。でも、さすがに何もかも昔と同じってわけにはいきません(笑)。15歳でデビューして、2月で60歳になりましたし。最近は1日7000歩は歩くように心がけたり、糖質を制限したりしています。この間も久しぶりに、歌のレコーディングをしたんですが、いろいろと大変だったんです。

――そうそう、その歌といえば、デビュー45周年のメモリアルイヤーということで、5月には33年ぶりに新曲がリリースされると伺いました。

岡田 実は、自分ではもう、歌手として歌うことはないと思っていたんですけどね。でも、長く応援してくださっているファンの皆さんに何かをお返ししたいな、と思っていたタイミングで声をかけていただいたんです。それでやってみようと。

――久しぶりに歌ってみて、どうでしたか? 先ほどは大変だったとおっしゃっていましたが。

岡田 やっぱり最初は、昔と同じようには声が出なくて苦労しました。特に高音が出なかったんです。だから、喉の調子を整えるために毎日、お風呂に入ったときに歌ったり、何度もカラオケに行ったりしたんですよ。あとはアイドル時代の自分が、どんな感じで歌っていたかを思い出すために、当時の映像をユーチューブで見たりとかしましたね。とにかく、昔の感覚を取り戻さなきゃって思って。そのかいあって、なんとかレコーディングに臨むことができました。

――なるほど。それだけ今回の新曲には、情熱を注いだんですね。では、その新曲『坂の途中で』は、どんな曲か、教えていただけますか?

岡田 まさに今の私の気持ちを表しているような曲ですね。たとえば、歌詞に「結婚なんてしてないし」なんて部分があったり、間奏に語りが入るんですけど、「真剣、誰か、いい人いないかな?」なんて言ったり(笑)。独身の私が、ちょっと強がっているような複雑な思いが出ていたりしているんです。きっと楽しんで聴いていただけるんじゃないかな、と思います。

――等身大の岡田さんが曲に! それは楽しみです。それにしても、「誰か、いい人いないかな?」なんておっしゃっていますが、むしろ岡田さんのような美しい方なら、男性なんてよりどりみどりなのでは……?

岡田 だったら良かったんですけどねえ。もちろん、これまでに、おつきあいした方もいるんですが、残念ながら、私をもらってくださる方がいなくて(笑)。声をかけていただくのも本当に少なくて……。

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