小倉優子
小倉優子

 健康な人間にとって「食べたら出る」のは当たり前で、1日1回はお通じがあるのが一般的だと言われている。しかし中には「食べても出ない」せいで様々な不調を来す人もいる。特に女性に多く、芸能界で活躍する美女の中にも苦しめられている人がいるようだ。

 ”便秘美女”の筆頭として挙げられるのが、タレントで歌手の松本明子だろう。3歳の頃から定期的に浣腸していたほど重度の便秘体質。週1回ペースでウサギの糞のような小さな便が数個出るだけになってしまった妊娠中は、毎日2時間以上トイレに座り続けるのは当たり前、時には5、6時間こもる生活になったとか。

 40歳を過ぎる頃には浣腸すら効かなくなり、便秘が原因の吹き出物や睡眠障害、食欲不振、冷え性、肩こりなどが悪化。45歳で便秘外来を訪れて検査したときには、肛門から胃まで約4キロにおよぶ宿便が確認され、手術が必要な危険レベルが迫っている末期の便秘症と診断された。

 しかし、専門医の指導を受けながら生活改善を試みたところ、みるみる解消。ついに残便感のない爽快な生活を手に入れることに成功した。2015年5月23日に出版された『腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました!』(アスコム)で、その美腸生活のノウハウを明かしている。

 タレントの小倉優子も、2017年5月22日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、腸内検査を受けたところ、弛緩性と直腸性が合わさった深刻な便秘症と診断された。「10日間で便秘が解消する7つのメソッド」に挑戦したが、なかなか効果が現れず、5日目にして、ようやくお通じがやって来た。2018年5月28日に放送された『名医のTHE太鼓判! 腸健康!腸寿フローラを手に入れろ』(TBS系)でも、20年間ずっと便秘状態にあり、処方薬や腸を意識した食生活で対策しているものの、週2回しか便意がないとし、かなり頑固な便秘症であることを告白。専門医による診察で判明した原因は小食と運動不足だった。そのせいで便が出にくい下がり腸になっていた上に、腸内環境も乱れていた。

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