テレビではあまり見かけなくなったお笑いタレントのヒロシが、ユーチューバーとして活躍している。主に1人でキャンプする動画を投稿しているのだが、その自由な姿が幅広い層にウケて、チャンネル登録者は2019年4月で35万人にもなっている。
ヒロシによると、当初は複数人でキャンプを楽しんでいたものの、1人のほうが気楽だったことから、ソロキャンプを楽しむようになったという。ソロとはいえ、キャンプ自体は複数人で出かけ、現地で別行動を取るスタイルなので、適度な交流を楽しめるうえ防犯上の心配もないのだとか。
実は、芸能界ではヒロシのように、キャンプにハマるタレントが増殖中で、カンニング竹山もその1人。テレビ番組のロケでキャンプ場を訪れた際、自身の子どもの頃とはデザインや色使いがまったく異なるテントを目にし、キャンプに興味を持ち始めたという。
ふだんは3、4人の仲間でキャンプをしているそうだが、その顔ぶれはテレビ番組のディレクターや衣装スタッフ、女優などさまざま。テントの設営を終えた夕方頃にビールやつまみを味わいながら湖畔を眺めるのがお気に入りらしく、最近は2か月に1度のペースでキャンプを楽しんでいるそうだ。
キャンプ好きといえば、コアなのがバイきんぐの西村瑞樹だろう。もともとヒロシに誘われたことで、キャンプに目覚めた西村。相方である小峠英二のソロ仕事が増えて、ヒマな時間ができたことで、よりキャンプにハマっていったようだ。そのかいあってか、19年の2月には西村がキャンプをひたすら楽しむだけのドキュメント番組『西村キャンプ場』(テレビ新広島)が放送されることに。コンビ格差が指摘されていたバイきんぐだが、キャンプのおかげでそれも解消されそうだ。