■東京タワー、鯉のぼり、大黒天のトリプルパワー!

 一方、館林アゼリアモールCCがある群馬県館林市の鯉のぼり祭りは「世界一!」(売り場責任者)だと言う。何が世界一かというと、掲揚される鯉のぼりの数。05年には実に5283匹が空を泳ぎ、ギネスに認定されたとか。なお、この売り場の大当たり実績は05年年末に2等1億円、11年年末に1等前後賞3億円の2回ながら、「17年年末にはプチ1等700万円。ジャンボの他には17年1月に1等前後賞1500万円、16年3月にはロト6の2等で約1240万円も出ています」(売り場責任者)

 ちなみに、この町は美智子皇后の父・正田栄三郎氏の誕生地。それだけでも霊験あらたかな気になるが、この春からは売り場カウンターに特注の金色「高崎だるま」を置くのだとか。こりゃあもう、大当たりが出るしかない?

 お次は首都・東京に目を向けよう。港区の新橋SL広場宝くじショップは、まだ新規店舗になって3年ほどなので、多くの人でごった返すJR新橋駅日比谷口前ながら、大当たりは16年年末の2等1億円だけ。しかし、18年サマーで2等1000万円、同年末のプチ1等1000万円と、中当たりは立て続けに出て大当たり前兆の兆し。そんな同売り場から近い鯉のぼりといえば、同じ港区の東京タワー。333メートルの高さにちなんで、333匹が勢いよく泳ぐ。「売り場のカウンターには大黒天を飾ってます。よろしければ、ぜひ購入した宝くじをこすりつけてください」(売り場責任者)

 東京タワー、鯉のぼり、大黒天のトリプルパワーで「狙え、大当たり!」。

 さて、石川県金沢市の金沢百番街CCは、16年年末でミニ1等1億円が一挙に2本出たことで知られる売り場。その後、大当たりこそ出ていないが、売り場責任者に聞くと「17年、18年も出ており、1000万円以上の中当たりは4年連続。JR金沢駅前のお土産屋が入る商店街にあるので、ついでに購入される観光客も多いです」

 しかも、この季節、市内を流れる浅野川河川敷で開催されている鯉のぼり祭りは、他の地区に比べてユニーク。「鯉流し」と呼ばれ、加賀名物・友禅流しのように、鯉のぼりも川に流すのだ。大当たりを狙うなら、運気の流れに身を任せるのも手かも?

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