■刀剣乱舞の達成してきた偉業
んんー、うれしい。推しの一部になれたことが嬉しい。思えば刀剣乱舞は、これまでも数々の偉業を達成してきた。
●「燭台切光忠、発見」
2015年、関東大震災で消失したという「燭台切光忠」が現存していたことが明らかになる。さらには寄附金が刀剣保存などの諸費用に使われると分かると、「光忠のベッドを買ってあげたい!」と、審神者がこぞって参加。現地で本当に万札を寄附しようとしている人を見た。当時本気でびっくりした。
●「“刀ミュ”世界遺産で異例の奉納行事」
2016年11月、広島県の厳島神社にて行われた『世界遺産登録20周年記念奉納行事』で、『ミュージカル刀剣乱舞』が2.5次元初の演技の奉納を行った。私もこの時のことは鮮明に覚えている。その日はとても寒くて、配られた白いマフラーを来場者全員が巻き、凛とした空気の中で新曲を聴いた。夜空の黒色と神社の朱色のコントラストが神聖で、あの時あの場所には、間違いなく神様がいたと思った。
●「山姥切国広、経済効果4億円」
2017年3月、20年ぶりに公開された山姥切国広が、展示された栃木県足利市に4億円の経済効果をもたらした。刀剣乱舞は町興しにも貢献することが、広くお茶の間にも明らかになった。いいぞもっとやれ。
上記はほんの一例だが、これからもどんどん刀剣乱舞というコンテンツを通じて、日本のことを好きになりたい! と思う。
『創建2677年 石切劔箭神社 “刀剣奉納”プロジェクト』は、5月15日まで。支援金は、現在ちょうど4000万円に届くかどうかというところだ。目指せ1億円!
そしてぜひ知ってほしいのが、『がんばれ!丸亀城応援募金』のこと。昨年の豪雨や台風の影響などにより、香川県丸亀城跡の石垣の一部が崩落したのだ。丸亀といえば、京極家に伝来する「にっかり青江」にも縁深い場所。こちらもあわせて応援したい。(オタク文化コラムニスト/椿みつこ)
※画像は『ミュージカル刀剣乱舞』公式サイトより