木村拓哉
木村拓哉

「2016年のSMAP解散以降、いくどとなく“SMAP復活説”が浮かんでは消えてきましたが、あらためてそれが完全に消えそうです。ファンの間では、いまだに“クリップの絵文字”を合言葉のように、SMAPの復活を願う声が続いているんですが……」(女性誌記者)

 いったいなぜ、“SMAP復活”が消えたのか。その理由は、あるビッグニュースにあるという。

木村拓哉(46)の昨年の大ヒットドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の続編が決定したそうなんです。『BG』は昨年1月クールに放送されたドラマ。武器を持たない民間のボディガードたちの闘いの日々を描いた作品で、木村はシングルファーザーの役。少し情けないところを見せつつも、アクションもビシッと決める、キムタクの新天地が見えた作品でした。続編は来春、おそらく2020年の1月クールになるのだと思います」(テレビ誌記者)

 木村のほかにも、江口洋介(51)、石田ゆり子(49)、斎藤工(37)、菜々緒(30)、間宮祥太朗(25)といった人気俳優たちが脇を固め、最終回は平均視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という高い数字を獲得した『BG』。本来なら、続編決定は喜びをもって迎えられることだと思うのだが……

「SMAP復活の可能性としては、木村と中居がジャニーズ事務所を去り、『新しい地図』の3人と合流するという形しかありえない。しかし、木村は『BG』の続編も決定したうえに、さらに今秋クールの連ドラ主演が決まった、という情報も入ってきています。10月開始のTBSの連ドラ。木村はシェフ役を演じるといわれています。この仕事の決まり方からすると、ジャニーズを去ることは考えられない。SMAP復活は難しいでしょうね」(前出の女性誌記者)

 SMAP復活の噂はさまざまなメディアで報じられてきた。今年1月に『デイリー新潮』は、中居正広(46)のレギュラー番組が複数打ち切りになることが分かり、広告代理店関係者の「人気のある中居さんのレギュラー番組が2本も同時に終わるというのは、我々の常識をはるかに超えています」という証言を掲載。そのことによって中居が「ジャニーズ事務所退所」に向けて準備を進めているのではないかという声が一部で持ち上がった。

 同じく1月発売の『週刊文春』(文藝春秋社)でも、中居があるテレビプロデューサーに、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)ら『新しい地図』の3人に「地上波で番組をもたせてほしい」と頼んでいたと報じられた。

 また3月27日に最終回を迎えた『ナカイの窓』(日本テレビ系)での中居の発言もファンの間で大きな話題となった。

 最終回で中居は、「再会を切に思うこともあります。何やっているのかな。どうしているのかな。長い長いつきあいをした仲間っていると思います」と切り出し、「この『ナカイの窓』のメンバーだけじゃなくて、僕は“切に思う再会”、あると思うんです」と、新しい地図へのメッセージを匂わすような言葉を発したのだ。さらに番組ラストにはエンディングBGMとしてSMAPの2003年の楽曲「オレンジ」が流れた。

「中居と新しい地図の3人の関係は良好だといわれていますが、中居と木村は同じくジャニーズ事務所に残ったにもかかわらず、SMAP解散以降はまったく共演がなく、不仲説も根強い。このまま2人が顔を合わすことはもうないのかとファンからは心配の声が上がっていますが、中居と木村の“不仲”を解消するキーとなるのがダウンタウンだという見方もありますね」(前出の女性誌記者)

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