4月11日(木)からフジテレビの新ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』がスタートする。毎週木曜日22時から、初回は2時間スペシャルで21時からの放送となる。
同ドラマは、誉田哲也による大ベストセラー警察小説『姫川玲子シリーズ』が原作で、ノンキャリアながら27歳の若さで警視庁捜査一課殺人犯捜査係の警部補に昇進した姫川玲子が、凶悪な事件を解決していくストーリー。
2012年に同局で放送された、竹内結子(39)主演の『ストロベリーナイト』から、7年。今回、キャストとスタッフを一新、まだ映像化されていない新エピソードも加え、再構成されるという。今回のドラマで“ダブル主演”を務めるのは二階堂ふみ(24)とKAT-TUNの亀梨和也(33)だ。
フジが4月ドラマの中でも力を入れる1作であることは間違いないが、芸能プロ関係者は放送前の同ドラマで巻き起こった“ある事件”について話す。
「実はこのドラマの主演は当初、二階堂ではなく、ある人気若手女優が務めるはずだったのですが、急遽降板となってしまったそうなんです。そこで急ぎ、主演の打診をされ、受諾したのが二階堂だった。ですがそこで、ジャニーズサイドから“二階堂レベルでうちの亀梨を2番手に回すのはダメだ。主演を他の大物女優に代えてほしい。そうでなければ亀梨を主役級の扱いにした、W主演にするように”という交渉があったといいます」
二階堂といえば、今年2月に公開され、大きな話題になった映画『翔んで埼玉』で、GACKTとW主演を務めている。魔夜峰央の漫画を実写映画化した同作は、埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に繰り広げられるギャグコメディで、2月22日に公開され、全国映画動員ランキングでは初登場1位を記録。3月末での観客動員は220万人を超え、興行収入は30億円に迫る勢いの大ヒットになっている。
「さらに二階堂は、実写映画化と年内公開が発表された“生理を擬人化”した短編ギャグ漫画原作の『生理ちゃん』でも主演を務めることが明らかになりました。今回、ジャニーズサイドが二階堂に苦言を呈したのも、『翔んで埼玉』や『生理ちゃん』など、ここのところコメディ路線を突き進んでいる彼女と共演することで、“俳優・亀梨和也”のブランドにもコメディ色がついてしまうことを恐れたのかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)
ジャニーズに苦言を呈されたとしても、二階堂には独自の路線を貫き、唯一無二の女優として輝き続けてほしい。まずは、『ストロベリーナイト・サーガ』に大いに注目したい!