加藤綾子(左)、三田友梨佳アナ(中)、河野景子
加藤綾子(左)、三田友梨佳アナ(中)、河野景子

 4月に入り、各局のニュース番組も模様替え。フリーアナウンサーの加藤綾子(33)は4月1日からスタートとなった、“古巣”フジテレビの新番組『Live News it!』のキャスターに就任。夕方の“フジの顔”となっている。

 ニュース番組やバラエティ番組の華といえば、なんと言っても女子アナ。彼女らは眉目秀麗・頭脳明晰であるだけではなく、時にはこんな対応力も試されていた。

 国立音楽大学卒業後、NHKには書類選考で落ちたものの、日本テレビ、TBS、フジテレビの3局から内定をもらい、2008年にフジテレビに入社した加藤綾子。今から11年前は就職活動のムードも違ったのか、とんだセクハラ面接があったようだ。

 加藤は2017年7月10日に放送された『クジパン』(フジテレビ系)に出演した際、フジテレビでの面接試験の様子を告白。「“セクシーポーズをしてください”って言われたの」と当時の様子を明かした。加藤はその要求にとまどったそうだが、「どうしよう、どうしようと思って、私、何を血迷ったか、スカートの裾を上げたの」と大胆に返したという。「スカートの裾を膝上まで上げて、“エヘッ”とかやって」と機転を利かせ、この難関をパスしたと明かした。

 この放送を受けて、ネットでは「セクハラ面接するフジテレビ許せない!」と大ブーイングが起きたが、フジの面接の様子が暴露されたのはこれだけではない。

 2018年にフジテレビに入社し、『めざましテレビ』などに出演する井上清華アナ(23)は、2018年8月14日に出演した『志村の夜』(フジテレビ系)で、フジの面接で「“カラオケの十八番を歌って”と言われた」と“ムチャ振り”を受けたと告白。これは対応力を見るためのカメラテストで、一問一答形式で質問に答える際に出されたお題のひとつだったようだが、「チチチッて(タイマーが)鳴る中で質問が飛んでくる」ため、自然と歌わされてしまったのだという。

 この日の番組で、またも「セクハラ面接!」と世間の反感を買ってしまったのは、井上アナの経験にあわせて、自身の就活時の面接の様子を明かした三田友梨佳アナ(31)。4月1日から“夜の顔”として夜のニュース番組『Live News α』のキャスターを務める三田アナだが、カラオケを歌わされた井上アナに同調し、「私も当時、“ビヨンセのものまねをして”っていきなり言われて」とムチャ振り体験を告白。さらりと「腰を振りました……」と面接官の前で腰を振ったと明かした。

 かつてのテレビ局の面接では考えられないようなド直球の質問もあったようで、2016年に配信されたAbemaTVで、芸能レポーターの井上公造氏が、平成元年にフジに入社した河野景子が面接官から「男性経験」を聞かれたという過去を明かしていた。バラエティや報道番組で活躍する女子アナたちは、こうした洗礼を受けて来たのだろうか。

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