■他にもあったフジテレビ「ヒットの見逃し」

 うまくやれば人気コンテンツとなるはずだった衛星写真を活用した番組アイデアを、後から来たテレ朝にかっさわれるかたちとなったフジテレビだが、惜しくもヒットを逃してしまったのはこれだけではない。

「昨年の『ユーキャン新語・流行語大賞』にも選ばれた“ボーっと生きてんじゃねえよ!”の『チコちゃんに叱られる!』(NHK)は、もともとはフジテレビ子会社の共同テレビからフジテレビに持ち込まれた企画だったんです。ところがフジは、“こんな企画では当たらない”と何度も企画書をボツにしたそうで、それでNHKに持ち込み直したところ“一発OK”だったそうです。昨年大みそかに『NHK紅白歌合戦』にも出演し、2018年を代表するコンテンツとなった、あの『チコちゃん』ですよ。そんな魅力的なアイデアをみすみす蹴ってしまうところも、なんともフジは残念というか」(放送作家)

 高視聴率を狙える企画が目の前にあるにもかかわらず、それに気づかずに逃してしまうフジテレビ。かつての栄光を取り戻せるのは、いつの日になるのか!?

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