櫻井翔(嵐)
櫻井翔(嵐)

 2020年いっぱいで活動休止する『』。それまでの間、芸能界で“嵐特需”が続くというのは多くのメディアで語られているが、1月末の活動休止会見から3か月の4月現在で、すでに“嵐無双”状態に突入しているという。

「NHKで、令和を前に平成の30年間の『紅白歌合戦』を振り返る音楽特番『総決算!平成紅白歌合戦』という番組が4月29日に放送されるのですが、そのMCを櫻井翔(37)が務めることが発表されたんです。『平成紅白』は特別企画ですが、本番である大晦日の『紅白歌合戦』も、2016年には相葉雅紀(36)、2017年は二宮和也(35)、2018年は櫻井と、嵐のメンバーで回していますから、今年と来年は大野智(38)と松本潤(35)が担当すると見てほぼ間違いない。さらに、8月24日から25日にかけて放送される日本テレビの『24時間テレビ42 愛は地球を救う』のメインパーソナリティも嵐に決まりましたが、早くも来年も嵐になるといわれているんです」(制作会社関係者)

『紅白』や『24時間テレビ』といった特番だけでなく、レギュラー番組も嵐の“無双状態”だという。

「嵐のレギュラー番組の視聴率が、活動休止直後から“爆上がり”しています。『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)は、活動休止発表前は11%前後をマークしていましたが、発表後には14%に。『VS嵐』(フジテレビ系)も活動休止発表後、4年ぶりに13%を超えました。視聴率が3~4%前後もアップするなんて異例の事態ですよ。これだけ視聴率がアップしているのは、“もう嵐の5人がそろう場面が見られなくなる”といった気持ちから嵐の番組にチャンネルを合わせる視聴者が多いからだと考えられます。そして嵐の番組は、実際に安定した面白さがありレベルが高い。“この機会に”と見た人がそのまま習慣的に見るようになっているのだと思います」(放送作家)

 嵐の活動休止を受けて、「ポスト嵐」がどのグループになるかが注目されているが、一部では昨年5月に『シンデレラガール』で大ヒットデビューをかざった『King & Prince(キンプリ)』になるという声が聞こえ始めてきた。平野紫耀(22)をはじめ、メンバーそれぞれのキャラもバラエティで定着し、知名度を上げてきた彼らだが、業界関係者の間では「彼らでは無理」という見方が強いのだという。

「ジャニーズ事務所としてはキンプリを、嵐の活動休止前に、あと2年で“ポスト嵐”に育て上げたいと考えているようですが、多くの業界関係者が難しいと見ています。嵐は今や国民的アイドルを超えた“レジェンド”クラス。来年は東京五輪関連の仕事もたくさん担当することになるでしょうから、デビュー1年足らずのキンプリが出る枠を確保することも難しいのでは。たしかに、カレンダーなどの売り上げは圧倒的ですが、知名度はあくまでファンの枠にとどまっていて、国民的存在になるにはまだ時間がかかる。“ポスト嵐”を目指すのは荷が重いのでは……というのが、業界関係者の共通見解です」(前出の制作会社関係者)

 2020年までずっと続くとみられる“嵐無双”。そのぶん、2021年以降に訪れる“嵐ロス”の大ダメージがいまから心配だ……。

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