米倉涼子
米倉涼子

 米倉涼子(43)が主人公を演じる「私、失敗しないので」のセリフでおなじみのドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が、今秋に新シリーズとして復活すると、4月16日発売の『女性自身』(光文社)が報じた。同誌によると、今回、米倉のギャラは破格の1本800万円の「総額1億円」になるという。

『ドクターX』は2012年のスタート以来、第5シリーズまで放送。平均視聴率20%以上が当たり前のテレ朝の看板ドラマで、2017年10月クールの第5期最終回も25.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という好記録をマークした。

『女性自身』の記事によると、米倉は女優として『ドクターX』の色がつきすぎることを嫌がっており、続編の出演に難色を示し、シリーズ終了の話も出ていたという。だがテレ朝は今年開局60周年というアニバーサリーイヤー。『ドクターX』を復活させるために粘り強く米倉サイドと交渉を重ねたテレ朝のオファーが実り、今秋復活することになったという。

「業界関係者を驚かせたのは、記事内でテレビ関係者だという人物が明かした米倉のギャラです。通常のドラマでは、木村拓哉(46)などトップクラスの主演俳優で1本300万円といわれていますが、米倉はすでに1本500万円以上。それがこの秋の新シリーズではさらにアップして、“1本800万円以上”が提示されたというんです。これは、ドラマが放送される3か月間で、総額約1億円になる計算です。こんなに高いドラマのギャラは聞いたことがありません。さすが米倉、といったところです」(芸能プロ関係者)

 一流プロ野球選手並みの1億円というギャラには驚くばかりだが、テレ朝はこれだけの高額ギャラを回収することはできるのだろうか?

「実はこれにはあるカラクリがあるんです。『ドクターX』には主人公を演じる米倉のほか、西田敏行(71)や渡辺いっけい(56)、遠藤憲一(57)らベテラン俳優が勢ぞろいしていますが、他の役者のギャラも高めの設定で、通常ギャラの1.5~2倍だといわれています。なぜそんなに払うかというと、通常、ドラマを再放送する場合、出演者に再度、いくらかギャラを支払うことになるんですが、『ドクターX』は最初に高額なギャラを支払うことで、再放送分は支払わなくてもいいという条件にしているいいます。そのため“再放送し放題”。

『ドクターX』は、平日昼間に再放送した際にも8%前後の視聴率を記録するなど、再放送でも“失敗しない”人気ドラマ。昨年1月1日から5日にかけて、AbemaTVで『ドクターX』全シリーズ一挙放送などもしており、テレ朝マターで放送できるので1億円はすぐに回収できるでしょうね」(制作会社関係者)

 テレ朝の肝いりで始まる米倉涼子の『ドクターX』の新シーズン。ゲスト出演者含め、相当豪華なものになりそうだ。

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