山下智久
山下智久

 4月12日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に山下智久(34)が出演。番組で、山下が母校である明治大学の卒業式にサプライズゲストとして参加し、卒業生に向けてスピーチを行った。そのスピーチが「感動的」と大きな話題となった。

 ロケで明治大学のある神保町を訪れた山下は、TBSアナウンサーの安住紳一郎(45)から「卒業式出てないんですよね?」と聞かれ、「お恥ずかしいことに半年留年してしまい、皆さんと一緒の武道館での卒業式は迎えられなかった」と語った。

 実は、この日は明治大学の卒業式当日。武道館の卒業式に出てみたいか尋ねられた山下は「出たいです」と即答。すでに卒業生へのビデオメッセージを送っているという山下だったが、VTR後にサプライズで本人が登場し、スピーチをすることになった。

 スピーチについて「最も緊張するジャンル」と語った山下は、安住アナが心配するほどガチガチに緊張するも、「後輩のために頑張ります」と気合いを入れ、卒業生と家族1万人が集まった武道館の壇上へ上がった。

「皆さん、卒業おめでとうございます」と一礼すると、このサプライズに卒業生たちは騒然。

 山下は、会場をゆっくりと見回した後「今日は1つだけ皆さんにお話させていただきたいなと思います。人生は選択と決断の連続だと思います。今後、2つ以上の難しい選択肢が現れた場合は、ぜひ一番難しいものを選択してほしいなというふうに思います。僕の人生の中で一番最初の難しい選択は、芸能活動を続けながら大学に進学するという決断だった」と、自身の経験を語った。

「でも、そんな中で友達もできて、その友人たちが僕を守ってくれるようになりました。目に見えるものは、いつかなくなって消えてしまうんですけど、僕は大学生活を通して一生消えない思い出、そして経験、友情を築くことができたと思います」と続け、後輩たちの卒業をあらためて祝福。場内から大きな拍手を受けていた。

 このスピーチを見た人たちから、ネットでには「ひと言ひと言が真摯で誠実で、人間として尊敬できる内容だった」「明大卒業式での誠実なスピーチに心震えました」「同じ男として憧れるよなぁ、母校の明大の卒業式でスピーチする姿はクール過ぎる」「響いた。泣けた。すてきなスピーチ」「ちゃんと経験をしていい歳の取り方してるなぁ。なんか山P穏やかなオーラだなぁ。懐が大きい大人の男な感じ」などの反響が見られた。

 苦労した山Pだからこその、いいスピーチ!

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