週刊大衆『ボートレース訓練生・美波』第19回
週刊大衆『ボートレース訓練生・美波』第19回

 福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所では、訓練生たちが平成から令和に元号が変わるこの瞬間も変わらずに訓練に励んでいます。

 同じような年齢の若者が恋に遊びにと青春を謳歌しているときに、ただ黙々と厳しい課業に勤しむ訓練生には、ほとんど娯楽などなさそうに見えます。

 しかし、実は過去には養成所内に「娯楽用品」も存在したのです。なんと、それはカラオケの機材。

 イマドキの若者が好きなもののひとつといえば、カラオケ。そうでなくても老若男女を問わず、カラオケは人と人との距離を一気に縮める効果があります。そんなこともあってか、福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所の一室にはカラオケの機材がありました。

 しかし、訓練生が使っている姿を見たものは誰もいません。ゆえに、ボートレーサー養成所のカラオケ機材は誰にも触れられることなく、いつの間にか消えていました。

 すなわち、現在は「娯楽用品」は皆無。訓練生は黙々と課業に励むしかないのです。

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