ダウンタウン
ダウンタウン

 1989年から2019年の30年間、いま振り返れば様々な芸能人がテレビに出ていた。平成のテレビ史に残るスターたちはこの30年間で一体いくら稼いだのか?

 バブルから不況を経て、いまも生き残る芸能人たちの平成懐事情を探る!!

◾️お笑い芸人部門TOP1

石橋貴明

平成30年間で稼いだ推定額

78億4490万円

ギャラ設定の高さと冠ご長寿番組が勝因!

 ダウンタウンやお笑いBIG3(ビートたけし、明石家さんまタモリ)を抑えて、平成の世でもっとも稼いだ芸人。

「理由としては『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日テレ系・1991年~)や『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジ系・1997年~)といった長寿の冠番組があり、バブル期から活躍しているので1本のギャラ設定が高かったことです。また相方の木梨憲武よりも稼いでいるのは、俳優業を数多くこなしていたからでしょうね」(芸能ライター・三杉武氏)
 かつて音楽番組で熱唱中、800万相当のカメラを破壊した伝説もある石橋。だが、この稼ぎっぷりからみれば、屁のような話……!?

◾️お笑い芸人部門TOP2

浜田雅功

平成30年間で稼いだ推定額

70億4056万円

有名プロデューサーとタッグを組んだヒット曲で相方に勝利!?

 長者番付では相方の松本人志と毎年のように僅差で順位が入れ替わっていた。最終的には松本よりも6億ほど多く稼いだことになった。「浜田と松本の大きな違いは、“歌”ですね。浜田は1995年結成の『H Jungle with t』を始め、奥田民生プロデュースの曲や槇原敬之とコラボするなど、音楽活動で大儲けしているんですよね」(音楽関係者)

 1996年には小室哲哉に次ぐ芸能人2位で、推定年収5億4102万円。その後も3億円台をキープ。浮き沈みの激しい芸能界をモロともしない稼ぎっぷりだ。

◾️お笑い芸人部門TOP3

松本人志

平成30年間で稼いだ推定額

64億634万円

映画製作が節税につながっていた……!?

 一説では浜田よりも松本のほうが稼いでいるという声も。「松本は番組の構成にも関わっており、それらの収入もあるはず」(バラエティ番組関係者)

 その一方で松本は節税対策がうまいという。2007年に初監督を務めた『大日本人』しかり、その後も3本の映画で監督・脚本を手掛けており、「映画製作はとにかく金がかかるので節税にはもってこい。松本も『どうせ税金で取られるのなら映画を作ろう』という気持ちだったのでは?」(片岡氏)

 一時の映画熱はまさかの節税対策……!?

  1. 1
  2. 2