小林麻耶
小林麻耶

平成が終わり、5月1日から新しい元号「令和」になった。そこで今回は、女子アナの平成の歴史を、改めて振り返る!

第3次女子アナブーム(2001ー2010年)

■史上空前のブームの火点け役

大橋マキ(元フジテレビ/99年入社)
内田恭子(元フジテレビ/99年入社)

 空前絶後のブームとなったのが、2000年代前半の第3次女子アナブーム。キッカケとなったのは、フジテレビの大橋マキアナと内田恭子アナだった。

「大橋アナは新人時代から即戦力として活躍。担当番組『プロ野球ニュース』で『右中間ヒットは宇宙まで飛ぶのかと思っていました』といったトンチンカンな発言をすることが多く、そんな天然ぶりが人気になったんです」(テレビ誌ライター)

 しかし、わずか2年で退社。同期の内田恭子アナはそれまで報道畑を歩んでいたが、彼女の担当番組の大半を引き継いだことでブレイク。看板アナへとのし上がっていったのである。

■日本テレビを支えたキラ星

西尾由佳理(元日本テレビ/01年入社)

 2001年入社の西尾由佳理アナは、王道路線で一気にスターダムに駆け上がっていった。新人時代に『スポーツMAX』などを担当して知名度を上げると、2005年に看板番組『ズームイン!! SUPER』のメインキャスターに抜擢。人気を不動のものにした。

「クールビューティとして女性人気が特に高かった。アナウンス能力も高く、テキパキと番組を仕切る姿が憧れの対象になっていたんです」(テレビ誌記者)

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