唯一無比のASKA「40年の熱」の画像
唯一無比のASKA「40年の熱」の画像

 デビューから40年たっても、青年の熱さは失われていなかった。『SAY YES』『YAH YAH YAH』『はじまりはいつも雨』など、数多くの国民的名曲で知られるアーティスト・ASKA(61)。

 そのライブがスゴい、と、話題になっている。

「変わらない若々しさと、唯一無二の歌声は圧巻。観客と一緒に会場の熱を上げに上げていくので、めちゃくちゃ盛り上がるんです。かと思うと、MCではアントニオ猪木さんやいかりや長介さんなどのモノマネを披露。しかも、そのモノマネのクオリティが圧倒的に高い(笑)。やっぱり、一流のミュージシャンは耳がいいんだな、とあらためて感心しました」

 と語るのは、音楽誌記者。

「この全国ツアーは、4月30日“平成最後の日”が千秋楽。平成を代表するアーティストASKAだけに感慨深いですよね」(前同)

『めぐり逢い』『はじまりはいつも雨』『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』『LOVE SONG』といった誰もが知る名曲から、新たなスタンダードまで、幅広いセットリストとなっていたツアーでは、珍しい場面も。

「ASKAが自分の詩を朗読するんです。3月に『ASKA 書きおろし詩集』という35年ぶりになる詩集を出版したところ、大ヒットを記録し、発売1カ月もしないで3刷となった。ASKA自身も〈40年近く「散文詩(界)」を知っているつもりですが、僕の知る限り、このようなことは初めてだと思います。〉とブログで綴っているように、きわめて異例ですね」(夕刊紙記者)

 同詩集の発売に合わせては、ASKAが敬愛する詩人・谷川俊太郎との対談が行われており、こちらも動画が現在YouTubeで7万回再生となっている。

「6月には台湾と香港でのアジアツアーも発表されています。あらためて、海外進出を狙っているんじゃないでしょうか」(前出の音楽誌記者)

『40年のありったけ』と題されたツアーで平成をしめくくったASKA。また新たなステージの挑戦を見守りたい。

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