村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)

「ここのところ、テレビでぱったり姿を目にしなくなったんですが、実は本人サイドから“テレビNG”を出したという話ですよ」

 放送作家が耳打ちするのはお笑いコンビ『ウーマンラッシュアワー』の村本大輔(38)について。ウーマンラッシュアワーといえば地上波テレビの『THE MANZAI』で、沖縄の米軍基地問題や原発問題など、それまでタブーとされてきた政治的な問題をテーマとした漫才を披露し、ネットで大きな話題を呼んだ。その一方で、現在の地上波でのレギュラー番組は、コンビで出演する『AKBINGO!』(日本テレビ系)のみ。さびしい現状が続いている。

「周囲から見ればさびしく見えるかもしれませんが、テレビの仕事がないのは、村本の望みどおりだというんです。村本は昨年9月にwebメディアの『現代ビジネス』のインタビューに答え、あくまでも自分たちの主戦場は『なんばグランド花月』などの舞台がメインと主張。“テレビ至上主義”に警鐘を鳴らし、“なぜ芸人は常に『選ばれる』側で、こっちが番組を『選ぶ』側だ、という発想がないのか”と問題提議していました。現在の村本にとってはテレビはさほど魅力を感じられないようです」(前出の放送作家)

 村本が疑問を呈するのはテレビだけではない。村本は4月19日にツイッターを更新し、有料の新聞記事について言及。村本は「新聞記事のウェブ媒体の有料制度。広告で採算取れないなら違う方法でやってほしい。情報の終わりを表してる」と指摘し、「僕は今後、新聞の有料記事の取材は断ります」と宣言した。

「テレビも“選ぶ側”という考え同様、有料記事の取材も断ると判断したようで、“自身で選ぶ”という考え方は一貫していますね。彼のポリシーに揺らぎはなく、ギャラの問題でもないようなんです。というのも、あるテレビ番組のプロデューサーが、最近、村本に高額ギャラを条件に出演オファーを出したそうなんですが、それも断られてしまったのだとか。テレビ露出のないウーマンは、今、逆に希少価値が高まっているようで、それで出演が企画されたようなんですが、村本の“テレビにでない”という姿勢がここでも貫かれ、そのプロデューサーは相当残念がっていたそうです」(前同)

 テレビを主戦場にする芸人が多い中、高額ギャラでもアッサリ断るウーマン村本は異端にも見える。独自の路線を走る村本の活躍を大いに期待したいが、ただひとつ気になるのは、相方の中川パラダイス(38)と彼の家族の生活は大丈夫だろうか……!?

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