水卜麻美アナウンサー
水卜麻美アナウンサー

 オリコンと『週刊文春』の「好きな女性アナウンサーランキング」で、それぞれ5連覇を達成するなど、「日本一の好感度女子アナ」と言っていい日本テレビの“水卜ちゃん”こと、水卜麻美アナウンサー(32)。そんな人気アナの彼女には、常に「フリー転身」の噂がささやかれている。

 しかし、4月28日放送の『シューイチ』(日本テレビ系)で、水卜アナはフリー転向について、こんな気になる発言をしている。

 女優の片瀬那奈(37)と、同局の先輩アナウンサーである森圭介アナ(40)とドライブロケへ行った際、片瀬から「フリーになりたいと思ったことはなかったのか」と質問された水卜アナは、「人生でフリーになるって本気で考えたこと、1回もないんです」と話し、さらに、自身のフリー転身にまつわるニュースが出るたびに、「(自分が)フリーになるために話し合いを進めている、という情報をニュースで知るっていう……」と、フリーになる気はまったくないと明かした。

 この水卜アナの明確な発言を受けて、ネットには「ずっと日テレにいてほしい」「ミトちゃん辞めないんだ。安心した」といった安堵の声が上がっている。

 だが、日テレ局員は「いやいや、いまだに水卜アナの『シューイチ』での発言の真逆の話が出ていますよ。その話が聞こえてくるのは、夕方のニュース番組『news every.』でのことなんです」

『news every.』は、月曜から金曜日まで夕方16時53分(金曜日は16時50分)から19時まで放送されているニュース番組で、同時間帯は他局も同様のニュース番組を放送しているが、『news every.』は視聴率10%は当たり前。時には15%を超えることもある、他局を圧倒する日テレの看板番組だ。

 前出の日テレ局員は続ける。

「番組の構成上、ラストにCMが入るため、最後、数字は落ちるのですが、19時まで『news every.』を見て、そのまま日テレのゴールデン番組を見続けるという視聴者は多くいます。だから、日テレのゴールデンの数字がいいという見方もある。単純に視聴率がいいことに加えて、そうした役割も担っているので、今や『news every.』が日テレを支えているという声もありますね。

 そんな局の看板ニュース番組のメインキャスターは藤井貴彦アナ(47)、スポーツジャーナリストの陣内貴美子(55)、鈴江奈々アナ(38)、中島芽生アナ(29)が務めています。番組は奇をてらわない正統派の作りで、視聴者の信頼を得ていますね。藤井アナをはじめ、アナウンサーも実力派ぞろいなんですが、今後を見据えて、リニューアルをしていこうという動きがあるんです。それが、鈴江アナの交代なんです」

 鈴江アナはニュースをしっかりと読めて、不測の事態にも対応できる女子アナで、局内での評判も上々だという。だが、「調子のいいときこそリニューアルしやすい」(前同)ということと、「鈴江アナに続く実力派女子アナを育成する」(同)といった局の方針で、すぐにではないが今後、鈴江アナの降板、新たなアナの起用が検討されているという。

 だが、日テレの看板ニュース番組で鈴江アナの後任となれば、当然、現時点でそれなりの実力を備えた人物でなければならない。そこで名前が浮上したのが水卜アナだという。

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