矢沢永吉&長嶋茂雄に学ぶ“新・生涯現役”を貫く「8つの知恵」の画像
画像はイメージです

 昭和、平成を駆け抜けたスーパースター2人が、令和の幕開けに顔をそろえた。 元号が変わった5月1日、プロ野球のレジェンド・長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(83)と、ロックのカリスマ・矢沢永吉(69)が、それぞれスポーツ紙の全面記事に登場したのだ。

「2人は単独インタビューという形で、新時代への思いを語っていました。日本が誇るヒーローの存在感や情熱は、まだまだ健在でしたね」(全国紙記者)

 インタビューの中で、矢沢は“歌える限りはやめたくない”と、きっぱり。老いてもロックシンガーを続けると宣言した。「いつかは現役でやれなくなる日が来る。それでも今は、進むべき道があるかどうかが大事だと語っていました。70歳を迎えても現役を貫けるのは、そんな強い信念からでしょう」(前同)

 一方の長嶋氏もブレない。新時代の抱負として口にしたのは、“常勝巨人の復活”だった。

「昨年、長らく入院生活を送ったミスターが見事に復活できたのは、ズバリ“巨人愛”のおかげ。またグラウンドに立ちたいという一心で、厳しいリハビリをこなしてきたんです。ミスターのバイタリティの源は、野球への情熱を持ち続けていることに尽きると思います」(スポーツ紙デスク)

 音楽とスポーツの違いはあるが、今なお現場にこだわる2人。その言葉に共通点は多い。

「ミスターが、令和という元号に“新しい挑戦を”という願いを感じると語れば、永ちゃんは“令和はもう一度ロックに戻ればいい”という言い回しで、脱・平成を説いていた。これだけの大物が今なお変化を恐れていないのは、すごいことです」(前出の全国紙記者)

 また、矢沢は平成が便利になりすぎた時代だったと分析し、“近道をしたら近道にやられる”とも警鐘を鳴らしている。

「矢沢は、令和が“人間感”の時代になることに期待を寄せていました。機械ではなく、人の心と向き合うのが、今の日本に必要なことだと考えているようでしたね」(芸能記者)

 そんな矢沢の思いに応えるかのように、長嶋氏も巨人の選手たちへ“令和はファンをたくさん喜ばせてほしい”とエールを送った。

「ミスターは以前、時代や世代で人間関係が変わってしまっても、“不変なのは熱意”と語っていました。現役時代から、何よりファンのことを第一に考えてきたミスターです。選手たちには、常に気持ちを持ってプレーしてほしいということでしょう」(元番記者)

 いつまでもかっこよく、我々の前に立ち続ける2人のカリスマ。その生きざま、見習いたいものだ。

 現在発売中の『週刊大衆』5月27日号ではこの他に広瀬すずの成長にスポットを当てた、NHK連続テレビ小説なつぞら』のヒットの秘密についての特集記事など、芸能企画を多数掲載している。

あわせて読む:
・「東京五輪チケット購入が超難解な件」で組織委直撃「本当に買えるの?」
・矢沢永吉、魂の叫び「人生に勝て!」語録
・矢沢永吉と長渕剛、反逆の二大カリスマ「男気感動秘話」栄光と挫折