平野紫耀
平野紫耀

 国民的アイドルグループ「」が2020年いっぱいで活動休止する。その活動休止前に“ポスト嵐”となるグループを育てようとジャニーズ事務所が躍起になっていると、さまざまなメディアで語られている。

 その“ポスト嵐”の筆頭と目されているのが、「King & Prince(キンプリ)」。昨年5月にファーストシングル『シンデレラガール』で大ヒットデビューをかざり、デビュー1年目にして大みそかの『NHK紅白歌合戦』に出演。今年3月8日に発売された初の単独カレンダーは初週で7.7万部を売り上げ、入手困難になるほどの人気ぶり。その人気をより爆発的なものにしようと、ジャニーズサイドも、熱心に各メディアに彼らを売り込んでいるという。

 先日もその“ゴリ押し”ぶりが明らかになる一幕があったという。

「日本テレビのバラエティ制作スタッフがジャニーズ事務所に、“Sexy Zone(セクゾ)を使いたい”とオファーを出したんですが、ジャニーズサイドからは“セクゾではなくてキンプリにしてほしい”と、キンプリを猛プッシュされたと聞いています」(制作会社関係者)

 セクゾといえば昨年12月公開の映画『ニセコイ』で主演を演じた中島健人(25)を有するジャニーズの人気グループ。昨年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、メインパーソナリティも務めており、日テレとの関係も深い。

「ジャニーズの若手グループ内でも人気のセクゾを押しのけてまで、とにかくキンプリを露出させたいということでしょう。また、もともとセクゾは元SMAPのマネージャーで、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)を引き連れてジャニーズ事務所から独立した“I女史派”だったとされています。ジャニーズ上層部はI女史に対していまだに強い敵対心と警戒心を持っているようで、セクゾからキンプリへの強引な変更も、そのせいではと考えられています。

 日テレとしてはセクゾへのオファーだったのに、キンプリを猛プッシュされたわけですから驚きでしょうね。しかも、セクゾ→キンプリの変更は他の番組でも起こっているといいます。でも、それがまかり通ってしまうのがジャニーズのスゴいところです」(前出の制作会社関係者)

 4月27日にスタートした元SMAPの中居正広(46)が司会を務める土曜昼のワイドショー『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)にレギュラー出演が決まった宮田俊哉(30)が所属する「Kis-My-Ft2(キスマイ)」もI女史派とされ、中居司会の番組に宮田が起用されたこともあり、そうした“派閥”の関係性もうなずける。

「ジャニーズ事務所としては、I女史派とされるセクゾとキスマイの露出を減らしていき、キンプリを“ポスト嵐”として前面に出していきたいようです。ただ、キンプリは平野紫耀(22)をはじめ、メンバーそれぞれのキャラもバラエティで徐々に定着してきていますが、デビューしてまだ1年足らず。その人気はあくまでファンの中にとどまっていて、嵐のような国民的グループになるにはまだまだ時間がかかりそう、というのが多くの関係者の意見です。ジャニーズはキンプリを“ポスト嵐”に育て上げるために、今後も複数の番組でセクゾやキスマイへのオファーをキンプリへ差し替える要望を出してきそうです」(女性誌記者)

 ジャニーズの猛プッシュで、キンプリは国民的スターになることができるのだろうか!?

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