ゆきぽよ
ゆきぽよ

 最近、テレビで復活しているもの。それはギャルだ。

 藤田ニコル、みちょぱなど、ここ最近バラエティ番組中心に活躍するギャルタレントが目立つ。そのなかで、個人的に注目しているのがゆきぽよだ。

 ネット配信の恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』でブレーク。その後あれよあれよと言う間にバラエティ番組の常連になった。それ以前の女子高生時代にはスマホアプリの動画共有サービス「Vine」でカリスマ的人気だったというのもあり、「ネットから火がつく」というのがいかにも今風だ。

 とはいえ、ゆきぽよの最大の魅力は、ギャル純度の高さだろう。世間が求める「ギャル」のイメージにぴったりなのだ。髪型、メイク、ファッションの見た目、ギャル語の駆使、強烈な上昇志向はもちろんだが、本人の口から語られるエピソードがまた「これぞギャル」である。かつてのコギャルブームを知る年上の世代にとっても懐かしさがある。要するにわかりやすい。

 ギャルのイメージ通り、ゆきぽよは奔放で、開けっ広げだ。昨年『サンデージャポン』(TBSテレビ系)に出演した際には、元カレ全員が留置所に入ったことがあると告白してかなり話題になった。それを深刻ぶらずあっけらかんと話すところがまた、とてもギャルっぽい。

 また家族愛が強いのもギャルの特徴だが、そこでもゆきぽよは期待を裏切らない。先日の『有吉ジャポン』(TBSテレビ系)では、ゆきぽよのお母さんが、パートの仕事があるとき以外はほとんど毎日朝からパチンコをしているところが放送されていた。普通なら世間体を考えて嫌がりそうなものだが、スタジオのゆきぽよは、ニコニコしながら楽しそうにその姿を見ていた。そんなところもギャルとしてブレがない。

 テレビタレントにとって一番大切なもの、それは地頭の良さだ。学校の成績とは無関係な、その場のとっさの判断力がタレントとして成功するかどうかの命運を握る。とりわけギャルタレントになると、キャラ的に常識はずれのエピソードを披露するよう求められがちな分、実は周囲から浮きすぎてしまわない繊細なバランス感覚が必要だ。その点特に地頭の良さがないとやっていけないが、ゆきぽよにはそれがある。彼女の登場をきっかけに果たしてギャルの時代が再びやってくるのか、注目だ。

(文・太田省一)

【関連記事】

・ゆきぽよ「ハイレグは抵抗ない」初DVD挑戦も堂々のアピール!【写真29枚】

・ゆきぽよ「ここまで出す!?」攻めに攻めたハイレグ水着に挑戦!【写真7枚】

・アイドルという“リアルなフィクション”はどんな生き方をも肯定する力を持つ 平成アイドル水滸伝 最終回 結びの巻~アイドルはすべてを肯定する【後編】

・平成アイドルは自らの「人生そのもの」が続いていくさまをさらけ出した 平成アイドル水滸伝 最終回 結びの巻~アイドルはすべてを肯定する【前編】

・乃木坂46はアイドルが「居場所としての学校」になった時代を象徴している 平成アイドル水滸伝 第11回 上戸彩と乃木坂46の巻~学校と平成女性アイドル【後編】