『なつぞら」福地桃子、大人気の裏にあった「父との共演NG」の決意!?の画像
※画像はNHK『なつぞら』公式サイトより

 NHKの連続テレビ小説なつぞら』が絶好調だ。「十勝編」の物語が終了となった5月20日の放送は平均視聴率22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。

 同作は連続テレビ小説放送開始から100作目となる記念作。「十勝編」は、主人公の、両親を戦争で失った孤児の少女・奥原なつ(広瀬すず・20)が、父の戦友だった柴田剛男(藤木直人・46)に助けられ、北海道で酪農を手伝いながら大自然の中で感性を育てていくという物語。ドラマは5月21日の放送から「東京編」に入り、新しい展開を見せている。

 序盤の十勝編で、大きな存在感を見せていたのが、なつが身を寄せる柴田家の長女・夕見子を演じる福地桃子(21)。なつと同い年で、最初は反発しつつも、夕見子となつは次第に本当の姉妹のような関係になっていった。5月20日の放送では夕見子のもとに、受験した北海道大学の合格通知が届き、夕見子は十勝初の北大生になることに。しかし、夕見子の登場が少なくなることが予想される「東京編」がスタートしたことで、ネットでは早くも“夕見子ロス”を嘆く声も上がっていた。

「『とと姉ちゃん』(2016年度上半期)での吉岡里帆(26)や『花子とアン』(2014年度上半期)での土屋太鳳(24)や『ひよっこ』(2017年度上半期)での松本穂香(22)など、最近の朝ドラからは脇役出演がきっかけでブレイクする女優が増えていますが、福地も今回の『なつぞら』で“第2のヒロイン”として大注目を浴びています。彼女は、『わろてんか』(2017年度下半期)『半分、青い。』(2018年度上半期)に続く3度目のオーディションに合格して、ようやくこの役を勝ち取りました。若い女性特有の感情の揺れを表現する演技力が高く評価されていますし、今後、国民的女優として花開く可能性は高そうですね」(テレビ誌ライター)

 女優として堅実な歩みを見せる福地だが、実はあの大物俳優・哀川翔(57)の次女。2014年に哀川の主演ドラマ『借王シャッキング~華麗なる借金返済作戦~』(テレビ東京系)に哀川演じる安斉満の娘役として出演したことで女優デビュー。2016年に、哀川とは異なる芸能プロダクションに所属し、本格的に芸能活動を開始した。

 現在の福地が確立しつつある立場は、彼女の秘められた“決意”によるものが大きい、と芸能記者は話す。

「実は、福地は現在“父との共演NG”なんです。芸能界入りした当初は2世タレントとしてバラエティ番組で哀川と共演し、哀川の娘としての苦労などを語っていました。2017年6月に放送された『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日テレ系)では2人で“朝までハシゴの旅!”に出演し、母親まで登場する場面もありましたね。しかしいつからか、すっかり独り立ち。昨年4月クールの『あなたには帰る家がある』、同年7月クールの『チア☆ダン』(ともにTBS系)など連ドラ出演が続いており、また現在、バラエティ番組では“父とは共演はしない”という方針でやっているそうです。“哀川翔の娘”ではなく、“イチ女優”というイメージを定着させたいようですよ」(芸能記者)

 哀川も娘の活躍はうれしいだろうが、父としては“夕見子ロス”ならぬ“桃子ロス”を感じているかも?

※画像はNHK『なつぞら』公式サイトより

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