くっきー(野性爆弾)
くっきー(野性爆弾)

 お笑いコンビ、野性爆弾のくっきー(43)が、5月20日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)に出演。重大な肺疾患になる可能性があると診断された。

 今回の放送は、“体のデッドライン! 衝撃宣告スペシャル”と題した2時間スペシャルで、くっきーは人生初の人間ドックを受診。肺年齢が実年齢よりも21歳上の64歳だと診断され、「だいぶ、やべーすか?」と動揺した。

 スタジオでは、呼吸器内科の大谷医師が「肺の上の部分が溶け始めている」と指摘。さらに、肺が炎症を起こして呼吸困難になる病気、COPD(慢性閉そく性肺疾患)のリスクがあり、肺のデッドラインまで8年だと宣告した。

 主な原因はたばこで、くっきーは喫煙歴23年のうえ、1日平均で30本吸うという。大谷医師は健康な肺とCOPDの肺の写真を比べて肺胞が溶けていく症状を説明すると、「そろそろタバコをやめたほうが良い」とアドバイス。共演者たちも禁煙を強く勧め、くっきーはオロオロとあわてていた。

 その後、大谷医師は肺は一度悪くなると若返りにくいと前置きしたうえで、呼吸筋を鍛える体操と、硬くなった呼吸筋をやわらげるというポリフェノールが多く含まれた、すりおろしリンゴソースの作り方を紹介。体操と食生活の改善生活を2週間続け、64歳だったくっきーの肺年齢は53歳に改善した。

 肺年齢が11歳も若返り、くっきーは「こんなにうれしいの、受験に通ったとき以来ですわ!」と、大はしゃぎだったが、視聴者の声は批判的だった。それは、番組中に禁煙を宣言しなかったからのようで、ツイッター上では「死にたくなければタバコはすぐにやめるべき」「せっかく売れたのに病気したらもったいない」などと、厳しい声が寄せられていた。

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