中居正広
中居正広

 今年の3月に『ナカイの窓』(日本テレビ系)と『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)が立て続けに終了。4月27日からは、新たな冠番組『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)、5月4日からは『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)がスタートした、元SMAPの中居正広(46)。

 引き続き、得意なMCの仕事をメインにしている中居だが、一時は今年9月でのジャニーズ事務所退所もささやかれていた。

「3月いっぱいで出演2番組が終了し、CM出演が1本もなく、公式ファンサイトがいつまでたっても準備中で更新されないことなどから、事務所を辞めるための布石では、と言われていたんです」(芸能記者)

 さらに、中居はここ最近、ジャニーズ事務所を退所して『新しい地図』として活動する元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)の3人、そして『SMAP』について言及するなど、『新しい地図』合流を“匂わせ”ている、ともいわれていた。

「2016年のSMAP解散騒動の際には、木村拓哉(46)とそれ以外の4人が対立して解散に至ったといわれています。当初、中居は『新しい地図』の3人とともに、ジャニーズを退所するものとみられていましたが、木村とともにジャニーズ事務所に残留することになりました。それは『新しい地図』の3人とは異なり、中居にはMCしかないから。

 他の3人はアートや舞台など、テレビ以外にも活躍の場がありますが、中居は地上波テレビへの出演がなくなれば、活動の場が消滅する。そうなることを避けて、ジャニーズ残留を決めたといわれています。でも、実は残留した理由は、さらに大きな野望のためだった、という話もある。それが東京五輪のメインキャスターなんです」(前出の芸能記者)

 中居は、2004年のアテネ大会以来、昨年2月に開催された平昌大会まで、夏・冬季通して8大会連続でTBSの五輪メインキャスターを務めている。

「中居としては、ぜひとも来年開催の東京五輪でもTBSのメインキャスターを務めたいところ。ただ、ジャニーズを辞めて五輪のメインキャスターになれるか、というと非常に困難でしょう。そのため、残留を決めたとささやかれているんです」(前同)

 ところが、「今回の五輪に関しては、中居さんの思惑通りにはいきそうもないんですよね……」と、あるTBS関係者が話す。

「TBS上層部としては、かつて“報道のTBS”と呼ばれた意地があります。1964年以来、56年ぶりの自国開催となる夏季五輪大会ということで、しっかりとスポーツ自体の魅力やその周辺情報を報じていきたい、と意気込んでいます。そのため、タレントではなく、ニュースを伝えるのが本業であるアナウンサーを起用する方針です。

 そこで今、東京五輪のメインキャスターに内々定しているといわれるのが安住紳一郎アナウンサー(45)です。局の幹部は“今回は安住でいきたい!”と力が入っているそう。安住アナはアナウンサーとしての実力はもちろん、お茶の間の人気も高い。中居さんのMC力はジャニーズではトップクラスといえどもあくまでタレントです。スポーツ報道のメインに据えるのは厳しい。出演は間違いないでしょうが、メインキャスターではなく、『スペシャルアドバイザー』などの肩書きで、とも聞こえてきています」

「東京五輪のメインキャスター」という夢のため、事務所に残留した中居。安住アナのメインキャスター就任が発表された瞬間、ジャニーズ退所を決断する、なんてことも……。

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