山口達也
山口達也

 朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)が4月以降低迷を続けており、早くもリニューアルの声が上がっているという。

「『ZIP!』は、この3月に2016年より総合司会を務めていた川島海荷(25)が卒業、8年間続いていた速水もこみち(34)の『MOCO’Sキッチン』も終了しました。4月からは総合司会に桝太一アナウンサー(37)とともに、徳島えりかアナ(30)が就任し、新たなスタートを切りました。しかし、同時間帯の他局の番組に視聴率が惨敗状態なんです」(放送作家)

 同時間帯の情報番組では、『めざましテレビ』(フジテレビ系)と『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)が8~10%前後で、『ZIP!』は7%台が多く、3番手が定位置になっているという。

「2016年には平日午前中の民放情報番組で、『ZIP!』が年間視聴率9%でトップになりました。それまで7年間連続トップだった『めざましテレビ』を抑えての快挙ということで、局内も沸きました。ところが2018年の年間視聴率トップは再び『めざましテレビ』が奪還。

 これは、2018年4月に山口達也(47)が不祥事を起こしたことで、視聴者離れが進んだことが大きいといわれています。なにしろ、この時間帯の視聴者は主婦層がメイン。被害者が未成年女性ということで、山口が降板した後も、“山口ショック”がいまだに続いており、現在も視聴率が伸び悩んでいると聞こえてきています」(前出の放送作家)

 日本テレビの番組では『ザ!鉄腕!DASH!!』も、山口の離脱以来、低迷が続いている。5月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも、『鉄腕ダッシュ』に異変が起きていると報じている。

「『鉄腕ダッシュ』は、TOKIOがデビュー直後から出演を続け、視聴率15%超えは当たり前、ピーク時には20%を超えることもありました。同番組は体当たりの長期ロケが番組の売りで、中でも山口は現場の作業にも熱心に取り組む、中心メンバーとして番組を引っ張っていました。しかし、他の4人に山口と同じことを求めることはできず、スケジュールを押さえるのもなかなか難しいため、日帰りで済むロケがメインになりつつあります。

『文春』の記事でも報じられていましたが、『鉄腕ダッシュ』はオンエアごとに予算を組むシステムのため、回を追うごとの予算が削減されて、大がかりなロケは特番以外ではできなくなっています。長期ロケができないこと、予算が少なくなっているということで、番組の質も低下しています。日テレ内では“いくら『鉄腕ダッシュ』とはいえ、このまま数字が落ち続ければ打ち切りもありうる……”という声も聞こえてきています」(制作会社関係者)

 山口達也の不祥事脱退は、日本テレビに想像以上のダメージを及ぼしている。はたしてTOKIOの巻き返しの秘策はあるのか?

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