新垣結衣
新垣結衣

 テレビ番組のコマーシャルといえば、耳に残るリズムやインパクトが重要。今回は、ついメロディを口ずさんで、一緒に踊りたくなってしまうような、女優たちのCMダンスをまとめて紹介しよう。

「CMで女優がダンスする」というスタイルをここまで浸透させたのは、2006年に放送された新垣結衣のグリコ「ポッキー極細」のCMではないだろうか。これは、ORANGERANGEの曲、『DANCE2 feat.ソイソース』の「もうどうでもイイじゃん♪」というフレーズと軽快なリズムに合わせて、新垣がポッキーを片手に元気いっぱいダンスをするという内容だ。

 このCMが、当時17歳だった新垣のブレイクのきっかけである。「ポッキンナベイベー」のキャッチフレーズがいまだに印象に残っている人も多いのではないだろうか。

「ポッキーといえばガッキー」「いまだに伝説」などと、ネット上では今も根強いファンがいる。

 2012年から2018年11月まで山崎製パン「ランチパック」のCMに出演していたのは剛力彩芽

 剛力が長期にわたって看板を務めたこのCMは、特に第一弾の「自由型ランチ ダンス」篇の「ダンスがうますぎる」と話題になった。長い手足を巧みに操り、軽快に踊る剛力には誰もが驚いただろう。それもそのはず、剛力は5歳からダンスを始め、高校時代は3年間ダンス部に所属していたという。得意なダンスのジャンルはジャズとヒップホップで、CMの中でもヒップホップのテクニックを見せていた。

 またランチパックのCM以降、剛力がダンスを披露する機会は増え、自身のシングルのMVでもキレキレのダンスを見せ、「ダンスのうまい女優」として一目置かれるようになった。

 ランチパックのCMキャラクターは、2018年12月から山崎賢人へバトンタッチしている。

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