報道番組『news zero』(日本テレビ系)でメインキャスターを務める、元NHKアナウンサーの有働由美子(50)が、三谷幸喜が監督・脚本を務めた9月公開の映画『記憶にございません!』で女優デビューを飾ることが明らかになった。
活躍の場を広げる有働が、芸能界で親交を深めているのが、女優の石田ゆり子(49)だ。お互いを「ゆりっぺ」「うどちゃん」と呼び合うほどの仲で、同い年かつお互いにシングルということもあり、プライベートでも親交が深いという。
「2016年に、有動が三谷幸喜からオファーを受けてNHK大河ドラマ『真田丸』のナレーションを担当するにあたっては、ずいぶん悩んだこともあったようですが、背中を押したのが石田だったといいます。また、NHKを退社し、フリーになる際も石田に相談したとか」(制作会社関係者)
それほどまでに信頼できる関係性を築けたのは、単に同い年とかシングルという理由だけではないと、6月4日発売の『女性自身』(光文社)では伝えている。記事によると、2人とも“ペット愛”が深く、お互いに愛猫や愛犬の写真を送り合っているという。
5月17日放送の『news zero』には、石田が出演し、動物保護施設「NPO法人 犬猫みなしご救援隊」を取材して、動物の命の重さについて語った。
「これは、石田さんが有働さんに相談して持ち込んだ企画だといいます。昨年9月の動物愛護週間には、シンポジウムに参加し、“動物の看取り”をテーマにしたトークセッションに登壇するなど、石田さんは以前から動物保護活動に尽力しています。17日の放送後には自身のインスタグラムを更新。“反省もたくさんありますが、私を真横で支えてくれた有働由美子さんに心から感謝します。ありがとう、うどちゃん”と、有働さんへの感謝をつづっています。有働さんも、自身のインスタグラムに、“動物達の命との向き合い方 伝えてくれてありがとう(中略)カッコよいゆりっぺ 改めて尊敬です”と、返信しています。動物を愛する2人らしい、ステキなやりとりですよね」(芸能プロ関係者)
石田や有働以外にも動物保護活動に励む芸能人は少なくない。特に熱心なのが、鈴木京香(51)、柴咲コウ(37)、滝川クリステル(41)の3人だ。3人とも、人間側の身勝手な理由で殺処分される運命にある犬猫をペットとして迎えるだけでなく、保護活動にも熱心で、仕事の合間には保護施設の訪問も行っている。
「滝川さんは2011年に発生した東日本大震災で被災した犬を引き取って以来、動物の保護活動に励んでいて、2014年には殺処分寸前の犬や猫を保護する一般財団財団『クリステル・ヴィ・アンサンブル』を設立。東京五輪が開催される2020年を目標に、“犬猫の殺処分ゼロ、放棄ゼロ、虐待行為ゼロ”を目指して活動しているといいます」(前出の芸能プロ関係者)
鈴木も滝川が被災ペットを保護し始めたときから、その活動を応援。柴咲も保護猫カフェから猫を引き取り、ペットに迎えるだけでなく、滝川や鈴木とともに、犬猫の保護活動に取り組んでいるという。
「海外では、ハリウッド女優たちが社会貢献活動やチャリティに励んでいることはよく知られています。エマ・ワトソン(29)が、国連で性差別撤廃の演説をしたり、若い女性が政治に関心を持つようなキャンペーンに参加するなど、影響力の大きいセレブの活動をきっかけに、知られるようになった環境問題や人権問題も多いんです。日本でも、女優をはじめとする有名人の活動から広がる動きも増えてきていますね」(全国紙社会部記者)
彼女たちの活動が実を結び、不幸なペットがゼロになることを願うばかりだ。