元AKB48のメンバーで女優の前田敦子(27)が子育てについての悩みを明かしたところ、視聴者から賛否の声が出たようだ。
この発言があったのは、6月5日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)。昨年7月に俳優の勝地涼(32)と結婚し、今年3月に第1子男児を出産した前田は「子どもが泣かずにおとなしすぎる。子どもが私のように、いつか感情を爆発させるのではと心配」だと、真剣な表情で悩みを語った。
MCの明石家さんま(63)が「爆発?」と驚くと、前田は幼い頃から神経質なところがあり、髪の毛がちょっと左右にズレているだけで、泣いて幼稚園に行けない子どもだったと説明。さらに「すぐパニックになっちゃう」「私はヤバい」と自己分析していると明かすと、VTRで前田がAKB48時代にライブで気持ちを整理できず、過呼吸で倒れたことがあると紹介された。
生後3か月の子どもについて問われると、前田は「私もそうだったみたいですけど」と前置きし、「ぜんぜん泣かないんですよ」とコメント。前田は6月4日放送のラジオ番組『篠田麻里子のGOOD LIFE LAB!』(TSBラジオ)に出演した際に、「夜11時に寝つくと朝までぐっすりで、夜泣きも少ない」と語っており、手のかからない子どものようだ。
しかし、前田はそんな我が子を見ていると不安になるそうで、「子どもが大人すぎて、私がすごく子どもに見えてしまうんですよ」「目が合うと自分ができていないような感じになってきて、(子どもから)“大丈夫かコイツ”って見られてるなって思っちゃう」と自虐的に語り、「ゼロ歳児に?」と共演者らを驚かせた。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「柔らかくなってて癒された」などと、ママになった前田が良い顔をしているとホッコリしていた。しかし一方で一部の母親からは「なんの自慢だよ! 世の中には泣いて泣いて大変な子もいるんだよ!」「夜泣きで追い詰められているママさんに追い打ちかけるようなこと言わないでよ!」「自分の子どもを上げるために、その他の子どもを下げるなよ」などと、イラついた声が上がっていた。
番組では教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏(72)らから、心配する必要はないとアドバイスされ、ホッとした表情を浮かべていた前田敦子。育児が楽なら楽で、心配してしまうのが母親というものなのかもしれない。