■『わたし、定時』の中丸の“普通っぽさ”

 最後は吉高由里子(30)主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)に出演するKAT-TUNの中丸雄一(35)。同ドラマは、「定時で帰る」「残業はしない」がモットーのヒロイン・東山結衣(吉高)が、モンスター社員が抱えるさまざまなトラブルを解決するというお仕事ドラマ。中丸はその中で、結衣の婚約者・諏訪巧を演じているが、視聴者は中丸の“棒演技”に癒されているようだ。

 当初は「棒読みすぎ!」と中丸の演技力を心配する声もあったが、何より「こういうサラリーマンいそう」「普通だからこそ、結衣の彼氏っぽい」と、回を追うごとにお茶の間からの評価が高まっている。 

「作中では、向井理(37)演じる結衣の元婚約者の種田に嫉妬心をバチバチにしている巧くん。仕事もバリバリこなす“種田派”が多い一方で、家庭的で優しい“巧派”も増えてます。超イケメンのジャニーズでありながらここまで“普通”の男を演じられるのが中丸の魅力。サラリーマンを演じさせたらジャニーズでは彼の右に出る人はいないのでは」(前同)

 中丸はこれまでにも、ドラマで視聴者に棒読みを指摘されることが多々あったが、2016年の松本潤主演のドラマ『99.9刑事専門弁護士』(TBS系)の最終話で、連続殺人犯の疑いが冤罪だったことが証明された瞬間に泣き崩れる演技には、視聴者からの感動コメントが続出するなど、リアルな演技に定評がある。中丸の良さは「普通っぽさ」なのかもしれない。

 春ドラマも折り返しを迎え、ますます展開が加速していく。脇役として神演技を見せてくれるジャニーズたちからますます目が離せない。

※画像はドラマ『パーフェクトワールド』公式サイトより

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