中居正広
中居正広

 中居正広(46)といえば、週に5本のレギュラーを抱え、ラジオや雑誌連載も持つ人気者。冗談交じりに“スーパースター”と自称しているが、なんといっても元SMAPのリーダー。文字通りの芸能界のスターと言って間違いない。しかし、

「SMAP解散から2年半経った現在も、テレビを中心に活躍する中居ですが、先行きは決して明るくないかもしれません」

 そう話すのは芸能プロ関係者。

 というもの、中居には3つの懸念事項が浮き彫りになってきたという。

 人気者にいったい何があったのか。中居の近況を6月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、詳しく伝えている。

 同誌の記事によると、この春から始まった中居の新番組『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)と『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)が苦戦を強いられているという。

「『中居正広のニュースな会』は初回放送の平均視聴率が4.5%。翌週以降も視聴率は上昇することなく、5月18日には3.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)まで落ち込みました。また、『ナカイの窓』(日本テレビ系)に代わって始まった『新・日本男児と中居』は平均視聴率2%前後。全国ネットから関東ローカルに縮小され、放送時間も半減したため、中居自身にもやる気が感じられないと報じています。

 中居といえばMCを得意としていて、ニュース番組ではそつのない司会ぶりですが、当たり障りのないコメントしか出さず、“中居をMCにする必要がない”という評価も出始めています」(女性誌記者)

 さらに浮上しているのが、中居の悲願だった来年の東京五輪でのメインキャスターも難しそうだということ。

「中居は、2004年のアテネ大会以来、昨年2月に開催された平昌大会まで、夏季・冬季通して8大会連続でTBSの五輪メインキャスターを務めています。中居が『新しい地図』の3人とともにジャニーズ事務所を辞めなかったのは、東京五輪のメインキャスターを務めるためという話もあったほどです。

 しかし、TBS内では、東京五輪のメインキャスターにはTBSの安住紳一郎アナ(45)が内々定している言われていて、さらに7月6日から、東京オリンピック・パラリンピックを目指すアスリートとトークをする、安住アナがMCのバラエティ番組『東京VICTORY』が始まることになった。これで安住アナが東京五輪特番のメインキャスターを務めるのは決定といっていいでしょう。『文春』にもありますが、中居は野球の試合中継などで、五輪に関わることになりそうです」(制作会社関係者)

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