富士そばの激レア“煮干し汁つけそば”が「画期的なうまさ」だった

 早い安いうまいでサラリーマンを中心に人気の立ち食いそばチェーン「名代 富士そば」で、ある限定メニューが話題となっている。

「富士そば」はもともと店舗限定のメニューが多く、人気がある。通常のチェーン店で限定メニューといえば全店で展開するのが普通だが、「富士そば」では店舗限定の場合が多い。これは限定メニューを店舗が独自に開発するためで、極端な場合、1店舗だけでしか食べられないものもあるという。ただ、それだけユニークなものが多いのだ。

 今回、紹介する「煮干し汁つけそば」も、神楽坂店、富士見台店、武蔵小山店、稲田堤店の4店舗のみの提供なのだが、これがなかなかユニーク。ホームページでの説明によると、煮干しラーメンのタレとめんつゆを合わせたつけ汁でそばを食べるスタイルで、5000食限定とのこと。ファンの間で話題になっていると聞き、売り切れる前にと、さっそく神楽坂店へ食べに行ってみた。

 券売機を見てみると、プレーンな煮干し汁つけそば(420円)と、ドサッと肉の乗った煮干し汁肉つけそば(590円)の2種類。お腹が空いていたのでボリュームのありそうな肉つけそばを注文し、待つことしばし、出てきたのがこれだ。

 冷たく締められたそばの上にたぬき、青ネギ、ゴマが振られ、その上にノリ、そして豚肉がどっさり乗っている。さっそくそばと肉をつかんで温かい汁にドプリとつけ、ズババッと勢いよくすすると、これがなんとも不思議にうまい。すすった直後は煮干し系のつけ麺のようなのだが、噛みしめてみると、しっかりとそばなのだ。初体験のうまさに夢中ですすっていると、あっという間に完食してしまった。

 

 食べ終わった後にも楽しみはある。残った汁に熱いそば湯を入れると、プンと立ち上るのは煮干しのいい香り。ツユをズズッとすすれば、煮干しのうまみとラーメンスープならではの動物系のコクがあって、なんともうまく、こちらも完飲してしまった。これはかなりレベルの高い限定メニューなのでは?

 調べてみると、この煮干し汁つけそばは、そばライターの東京ソバット団・本橋隆司氏の協力で開発されたとのこと。ラーメンスープとめんつゆを合わせるという大胆な発想は、数多くのそばを食べ歩いている、そばライターならではのものだといえよう。

 そばのようなつけ麺のような、新しいおいしさを体験できる煮干し汁つけそば。5000食が売り切れる前に、ぜひ試してみてほしい。

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