吉田輝星「ダルビッシュ有&大谷翔平」を超える!「1000日エース」計画の画像
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 甲子園のスターが見事なプロデビューを飾った。6月12日、日本ハムの吉田輝星(18)が広島戦で初先発。5回1失点の好投で、初勝利を手にしたのだ。「相手は3連覇中の広島。しかも今季すでに6勝の大エース・大瀬良を敵に回して、堂々のピッチング。球が甘く入り、ピンチを招いた場面もありましたが、要所を抑え、先発の責任を果たしたのは大したものです」(スポーツ紙記者)

 昨夏、甲子園で金足農旋風を巻き起こし、ドラフトでは日本ハムに1位指名された吉田。初先発の日まで、2軍でじっくりと練習を積み重ねてきた。「吉田は、2軍で9試合に登板して0勝3敗、防御率4.15。数字はさんざんですが、調子自体は投げるごとに良くなっていて、1軍昇格は時間の問題といわれていました」(スポーツ紙デスク)

 ただ、“最終試験”と目された4日のイースタン・リーグ巨人戦で、吉田は3回6失点でノックアウト。昇格は見送りかと思われた。「しかし、栗山監督の鶴の一声で1軍入りが決定。先発が足りないというチーム事情もありますが、“真っすぐにこだわる姿勢”が評価されてのことでした」(前同)

 吉田の最大の特長、それは打者の手元で伸びるストレートだ。吉田は、この武器にこだわり、2軍でさらに磨きをかけていた。「広島戦で奪った4三振は、すべてストレート。球速はMAX147キロでしたが、140そこそこでも打者が振り遅れる場面も多かった。数値以上に伸びがあったんでしょう」(前出の記者)

 日本ハムといえば、中田、西川、近藤など、現在の主力選手の多くが高卒組。育成力には定評がある。「加えて、ダルビッシュ有や大谷翔平といった超高校級投手を、たった数年でエースクラスにまで成長させた実績もある。吉田にも大いに期待できます」(前出のデスク)

 実際、今やメジャーで活躍する2人の先輩とは、共通点が多い。「ダルビッシュは入団1年目の広島戦、大谷も1年目のヤクルト戦で初先発しています。そう、2人とも“交流戦デビュー”なんです。吉田の異例の1軍昇格も、エース育成の王道ルートに乗っているから、と見ることもできますね」(前同)

 ちなみに1年目にダルビッシュは5勝、大谷は3勝。2年目には両者とも2ケタ勝利を挙げている。「将来性はもちろんありますが、このまま勝ち星を重ねて、いきなり2ケタ勝利なんてことも……」(同)

 未来の大エース確実!?

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