みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 フォーリンラブバービー(35)が、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のロケで負傷していたことが、6月24日に日本テレビから発表された。バービーは演芸を披露する恒例企画でダンスをしたところ、左足のアキレス腱を断裂し、全治3か月の重傷だという。

『イッテQ』ではANZEN漫才のみやぞんも5月に、インドロケで左足首を骨折した。同局によると、みやぞんが走って木の板を踏んでジャンプし、火の輪をくぐる挑戦をして着地をした際、左足首をひねったことによるそうだ。

 みやぞんは同月27日に帰国し、あらめて診察を受けたところ、左足首の左距骨(きょこつ)の関節面から7ミリ程度の骨が欠けており、痛みがひくまで1〜2週間程度。完治までは約2か月の治療期間を要する見込みだと診断された。

 実はみやぞんやバービーだけでなく、番組収録中に骨折してしまう芸人が続出している。ポキっと骨を折ってしまったエピソードを振り返り、その理由を探ってみよう。

 お笑い以外でも下着メーカーのモデルも努めている平野ノラは、昨年4月24日、宮崎県で行われた『183村秘境旅〜こんな田舎がアルか否か!?〜』(テレビ朝日系)のロケで尾てい骨を骨折した。平野は手製の滑り台を体験するロケ中に臀部(でんぶ)から着地。その後、痛みがあったため病院で診察を受けたところ、尾てい骨の骨折で全治1か月と診断された。後日、同局は「安全の配慮が十分でなかった」と謝罪した。

 おぎやはぎ小木博明は17年6月4日、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のシンガポールロケで、浅いプールでバランスを崩して転倒して右肩を強打。現地の病院を受診したところ、右鎖骨の骨折と診断された。この日は日曜日で救急病院しか開いていなかったうえ、診察したのが泌尿器科医だったため痛み止めの注射をしてもらっただけで治療せず、飛行機で6時間半かけて帰国し、都内の病院で手術を受けたという。

 また、よゐこ有野晋哉は、16年9月10日、『リンカーン 芸人大運動会2016』(TBS系)のリレー競技中、バトンを渡すときに転んで左鎖骨を骨折している。有野は同年10月1日放送のラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』(毎日放送)で、9月の同番組で欠席が多かった理由を「骨折したから」と明かし、骨折した翌週に全身麻酔したうえで金属製のプレートで骨折部を固定する手術を受けたためだと説明した。

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