７月１日にジャニーズ事務所が発表した、代表取締役社長のジャニー喜多川氏（８７）の容態。６月１８日に救急搬送され、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で目下入院中だという。
１日、デビュー２０周年記念展示会イベントに出席した嵐の松本潤（３５）は、
「６月１８日に、弊社の社長、ジャニー喜多川が病院に緊急搬送されました。報告を受けて僕らは翌日１９日、５人でジャニーさんのもとにお見舞いに行きました。その後も、それぞれ時間があるときに、なるべくジャニーさんの病室に通っているような現状です」「今はジャニーさんが１日も早く元気に回復してくれることを祈っています」
と、ジャニー氏のもとへ、たびたびお見舞いに行っていることを明らかにした。
ジャニー氏はこれまで、ジャニーズ事務所に所属するタレントたちにたくさんの「ありがとう」の言葉を伝える、愛あふれる人物としても知られている。今回はあらためて、その感動秘話を振り返る。
まずは、２０２０年いっぱいで活動を休止する旨を発表したへ嵐のメッセージ。メンバーの大野智（３８）は、２０１８年２月に事務所に休止の意向を報告し、同年６月に活動休止が決定したというが、そのときジャニー氏が彼へ送った言葉は「２０年という年月をよく頑張ってくれた。ありがとう」という感謝だったという。
「ジャニー氏は今年１月３０日に行われた映画『少年たち』の完成披露試写会前の取材でも、嵐の活動休止に対して、"僕は、嵐についていきます。２年でも３年でも、いつまでもついていきますよ"と温かい言葉を送りました」(女性誌ライター)
国民的アイドルグループである嵐の決断を受け入れたのは、嵐のメンバーとジャニー氏との信頼関係があってこそだと考えられる。
また、２０１６年末に解散したＳＭＡＰに対しても、ジャニー氏は愛あるエールを送っていた。
現在『新しい地図』として活動する稲垣吾郎（４５）、草なぎ剛（４４）、香取慎吾（４２）の３名が事務所との契約を２０１７年９月８日をもって終了することが同年６月１８日に発表されると、同日のうちに「ＳＭＡＰ（ＳＰＯＲＴＳ ＭＵＳＩＣ ＡＳＳＥＭＢＬＥ ＰＥＯＰＬＥ）の名前は、５人を応援してきてくださったファンの皆さまのための名前として、（Ｓ）すばらしい （Ｍ）ＭＥＭＯＲＩＥＳ（Ａ）ありがとう （Ｐ）ＰＯＷＥＲと表現しました。 これからもＳＭＡＰはファンの皆さまの心だけでなく、私の心にも永遠に刻み続ける素晴らしい５人です」（原文ママ）とコメント。
「事務所を離れることになっても、今までのＳＭＡＰ５人で歩んだ軌跡は消えない。そんな言葉と独特の表現に、ＳＭＡＰファンからも、"ジャニーさんらしくて笑っちゃった"という温かいコメントが相次ぎました」（前出の女性誌ライター）
