■年下のイケメンに「既婚者だ」と嘘を…

――その一方で、7月から始まる日本テレビ系のドラマ『偽装不倫』にも出演されていますね。こちらは32歳独身の女性が一人旅の途中で偶然出会ってしまった年下のイケメンに「既婚者だ」と嘘をついたことから始まるドタバタを描くラブコメです。

朝加 私が演じるのは主人公とその姉の母親役なんです。この姉妹の会話のやり取りを見て「こんな2人の母親だったら、きっとこんな人なんだろうな」って想像して役に入っていますね。

――その姉妹役ですが、妹にはさん、姉には仲間由紀恵さんが扮しています。すごい美人姉妹ですね。

朝加  姉妹の美しさは全部母親の遺伝子を受け継いでいる。そんな姉妹の母親役は朝加さん以外はいない」ってプロデューサーの方がおっしゃってくれて、うれしかったですよ(笑)。

――その通りだと思います。お2人と休憩時間はどんな会話をしましたか?

朝加  世間話ですよね。お2人ともプライベートでは小さなお子さんがいらっしゃるので。

――このドラマでは女子の母親役ですが、先ほどの映画では男子の母親役でした。やっぱり、子どもが男子と女子とでは演じかたに違いとかあるんですか?

朝加  ありますね。男の子はすごくかわいいというふうに、女の子はバカにされないようにしよう、という感じ。実際私もプライベートでは娘が2人いますが結構厳しく接していますよ。

――こちらも面白そうですね。時間も少なくなってきましたので、今後について聞かせてください。

朝加  やっぱり、こうやって取材を受けられるような仕事をしていかなきゃなって思いますね。プライベートでの艶っぽい話はいかがですか?

朝加  いや〜それはね(苦笑)。でも、旅行はしたいですね。『偽装不倫』じゃないけど、あっちこっちに行くのが理想でね。

――でも、現実は行けないですよね。それは仕事が忙しくて時間が取れないから?

朝加  というか、性格的な話なんでしょうけど、娘が家にいるとご飯を作ってあげなきゃいけないとか、飼っている犬を預けなきゃいけないとか、そういうことを考えると全然行けないんです。いろいろやってあげたくなっちゃうんですよ。

――尽くすタイプですね。

朝加  そうなのかも。だから近場で我慢しているんです。今年64歳にもなるし、娘にも「好きにすればいいじゃない」って言われるけど、なかなかそうはいきませんよね(笑)。

――還暦を迎えられてもこの美貌!  これからも、お美しく品のある女優さんとしてご活躍を期待します!

あさか・まゆみ 1955年9月6日、北海道生まれ。O型。T163。1973年、ドラマ『ウルトラマンタロウ』のヒロイン・白鳥さゆり役で女優デビュー。同年には『オールスター家族対抗歌合戦』の2代目アシスタントを務める一方で、シングル『虹色の夢』で歌手デビューも果たす。以降、『純と愛』『ごくせん』『デジタル・タトゥー』といったドラマや『汚れた英雄』『海猿ウミザル』『クロユリ団地』『八重子のハミング』などの映画で活躍。

あわせて読む:
・広瀬すず&富田望生、リアルでも仲良しの『なつぞら』2ショットにほっこり

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4