山口百恵『いい日旅立ち』は3位! 昭和世代が“令和”に残したい「昭和歌謡」ランキングの画像
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 時代は平成から令和へ移り、はや数か月。ようやく新元号も定着してきた感がある。

 そんな令和の時代に、残したいと思う「昭和歌謡」についてアンケート。40~60代の昭和世代の男女300人が選んだ1曲は!?

 第3位は、『いい日旅立ち』。

 1978(昭和53)年11月にリリースされた山口百恵の24枚目のシングル。当時の山口の楽曲は阿木燿子と宇崎竜童コンビによる楽曲が多かったが、本作では谷村新司を作詞、作曲に採用。累計売上は100万枚を記録するヒット曲になった。2007年には日本の歌百選にも選ばれており、結婚式など祝いの席、卒業式などで歌われることが多い。

 第2位に選ばれたのは、『上を向いて歩こう』。

 1961(昭和36)年にリリースされた、坂本九のヒット曲。作詞は永六輔、作曲は中村八大によるもので、当初は中村が自身のリサイタルのために制作したが、その後、坂本のシングル曲としてレコーディングされた。発売から3カ月で30万枚を突破、海外では『SUKIYAKI』の曲名で紹介され、全英チャートでは10位にランクイン。アメリカでもレコードが発売されると、ビルボードのホット100で3週連続1位となった。同ランキングでアジア圏の楽曲が1位になったのは、この曲が初めて。今でも多くのアーティストがカバーしたり、CMなどに使われるなど、世代を超えた不朽の名曲といえるだろう。

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